ビッグな事件!!2 ページ4
十億円強奪事件。
銀行から十億円を奪い取り、
逃走した犯人が、他者によって射殺された事件。
数ヶ月前に起きたことだ。
確か私は、テレビで見たんだよね。
黒木「ご名答。」
やった!
翼「アーヤ事件ノートにメモとかしてる?」
彩「うん。」
あの時も必死にメモした記憶がある。
その後Aさんのことで頭いっぱいで、きちんと文章に起こして無いんだけど、
やぁい。こうなったら即興でまとめてやるっ!
彩「七鬼調査員によって報告された本事件の内容は、この事件が何者かの手によって隠されているのではないかというものでした。犯人とされているのは広田雅美。しかし当人の情報は皆無で、ある大学教授が出てきました。広田雅美の情報をあらゆる技術でロックしている組織のようなものがあると思われます。なお、この大学教授も数日後に自室で殺害されています。」
ふぅ。何とか乗り切った。
この事件が関係あるってことは、
忍「この組織が黒の組織ってこと?」
になるよね。
段々頭角が見えてきた!!
上杉「ああ。お前色々ヤバイとこ探り入れただろ。」
忍「まぁ、不自然だったし。」
ん?
上杉「組織に探りを入れてる七鬼はどんな奴かって電話だった。」
小塚「七鬼、まさかハッキングとか、」
忍「ん〜?」
嘘っ!
翼「マジかよ。」
若武「おいおい。犯罪だぞ。まぁ、向こうも犯罪組織だが、」
忍だったら大体のセキュリティーは突破できちゃうからって、
上杉「そいつなら俺らが組んでる探偵チームのメンバーだっつったら
どういうチームか聞いてきた。」
翼「なるほど?」
若武「それでホイホイ渡したのかよ。」
確かに、随分詳しく知ってたし、
あまりポロポロ言って良い情報じゃないよね。
黒木「多分、Aさんはそこで俺たちの品定めをしたんだろうね。」
黒木君が口を開いた。
品定め?
翼「そういうことか。」
小塚「なるほどね。」
??
待って、全然わからない。
忍「品定めって?」
ありがとうっ!
忍に感謝しながら私は黒木君の答えを聞いていた。
黒木「Aさんはそこで、放っておいても大丈夫かどうか判断をしたんだよ。
このままだと組織に辿りついてしまう程優秀なチームなのか、戯言で済む程度なのか。
そして大丈夫ではないと判断した。」
つまり、AさんはKZの実力を認めてくれてたんだ!
黒木「組織と関わるとどうなるか知っていたAさんは、KZの標的をずらすことにした。」
それって、
つまり,,,
小塚「,,,自分に意識を向けさせて。」
44人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シルクロック - ものすごく面白いです!続き楽しみにしてます! (2021年5月23日 14時) (レス) id: c954b48120 (このIDを非表示/違反報告)
ジンlove - 更新感謝です!いつも楽しみに読んでます! (2021年4月8日 16時) (レス) id: c6e3be00f0 (このIDを非表示/違反報告)
ありしゅ(プロフ) - 更新ありがとうございます!これからも応援しています。 (2021年3月25日 11時) (レス) id: 508ed49a7c (このIDを非表示/違反報告)
ありしゅ(プロフ) - 完結になってますね、、、もう更新はされないのでしょうか?この作品大好きだったので、更新してもらいたいです。 (2021年1月30日 8時) (レス) id: bcfae3c88c (このIDを非表示/違反報告)
茉矢 - 一気に読んでくれるとは!鈍間更新ですが、これからもよろしくお願いします! (2020年8月17日 23時) (レス) id: 21f7438531 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:茉矢 | 作成日時:2020年6月29日 19時