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安田くんと二人で学校を出る。
安田くん家も私と同じ方向にあるらしく、二人で並んで歩き始めた。
安田くんは、家のこと、前の学校のこと、いろいろと話してくれた。
そして不意に、あることをきかれた。
安田「Aちゃん、あんまり女子と喋ってんの見ぃひんけど、
もしかして何かあったん?
『えっ…?』
まさか安田くんにそんなこと聞かれるとは思わんかった。
転入してきて間もないのに、なんでそんなとこ気づくんやろ。
『な、なんで?^^』
安田「いや、僕、いつもAちゃんと一緒におんのに、女子と話してる姿見ぃひんな、って思って」
安田くん、すごい観察力。。。
『わ、わたし集団行動がどうも苦手で(^_^;)
ついてかれへんねん(笑)』
へへへ、と笑って誤魔化す。
ただ、ひとりが好きって思ってもらえてるかな?
クラスの女子に無視されてる、って気づかれてないかな?
うまくごまかせてるかな?
ドキドキしながら安田くんの返事を待っていると、
安田「そうなんや。僕も正直、ベタベタされるの好きちゃうねん(苦笑)」
まさかのカミングアウト。
でも確かに、常に安田くんの周りには女子がベタベタ、やっけ。
『そうなんや。あまりにもしつこいと嫌やんね。
なんか一人の方が落ち着く、ってゆうか』
安田「わかる!」
その後も、たくさん話して、お互いに別れた。
なんとかごまかせたかな 。
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ちぱぱ(プロフ) - ∞宇宙∞さん» ありがとうございます!感動したなんて言っていただけて本当に嬉しいです!次作完成しましたので、どうぞお楽しみください! (2014年7月29日 10時) (レス) id: 5dc796ae19 (このIDを非表示/違反報告)
∞宇宙∞(プロフ) - 完結おめでとうございます! すごく感動しました( ;∀;) 涙も出ましたよ~!次回作も楽しみにしてます~ (2014年7月28日 12時) (レス) id: 0b80fb6d73 (このIDを非表示/違反報告)
ちぱぱ(プロフ) - *∞すばへにゃ。∞*さん» ありがとうございます!! (2014年7月18日 0時) (レス) id: 7b40536bd3 (このIDを非表示/違反報告)
*∞すばへにゃ。∞*(プロフ) - 涙が出てきちゃいますっ、頑張ってください!、応援しています♪ (2014年7月17日 0時) (レス) id: 31d3d3d7b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぱぱ | 作成日時:2014年1月3日 21時