ひとり。青

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よかった、忠義と仲直りできて。









おまけに、すばるさんとも和解できたし。









すばるさんから、解散までの経緯も聞けた。









途中でなんでやねん、って思って泣いちゃったんやけど(笑)









あの時、安田くんが一緒に忠義を探しに行こう、って言ってくれてなかったら、こうなってなかったと思う。









安田くんにも、感謝しな。









『………安田くん、ありがとうね』









安田「ふぇ?」









渋谷「ちょ、安田のアホの返事よ(笑)」









安田「アホちゃいますよ!いきなりすぎてビックリしただけですって!!(笑)」









すばるさんともこうやって久々に話ができて、めちゃくちゃ嬉しい。









あんなにベタベタまとわりついて、嫌やって思われてなくてよかった(笑)









『あーあ、またすばるさんとﾊﾞﾝﾄﾞしたい』









渋谷「……お前らが高校ちゃんと卒業できたらな(笑)」









すばるさんの受験が終わったら、こんどはわたし達の番やねんもんな……。









渋谷「ええやんか、オレかてバンドしたいもん。安田と大倉と出来てるだけでも、ありがたいと思え」









『そうですよね、』









安田「Aちゃん、ベースなんですよ!」









渋谷「あ、そーなん?ちょおライブ呼んでやぁ?」









大倉「呼びますよ(笑)すばるくん、勉強ばっかやってたらいつか壊れそうですもん(笑)」









なんでやねん、とツッコミを入れるすばるさん。









………ああ、めっちゃ幸せ。









こんな他愛もない会話が、めちゃくちゃ楽しいし、なにより平和。









そしてスタジオの前。









ここですばるさんと、お別れ。









安田「丸山さんに宜しくお伝えください」









渋谷「おう、」









大倉「Aもオレも、ちゃんと前に進んでますから」









渋谷「負けんなよ｣









『すばるさんっ、ライブ、絶対来てくださいね』









渋谷「おう、」









『あと、









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…私、安田くんと付き合います!』









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