ひとり。青

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ある日、スタジオへ向かうと









安田「ちょ、おーくら、ちゃうやん、オレが言うてんのはっ………!」









大倉「何がやねん!おま、すばるくんのこと悪く言うなよ!」









安田くんと忠義が喧嘩してるみたいやった。









しかもすばるさん関連……?









そういえば喧嘩してる姿なんて初めて見たなあ。









そんな呑気に考えてて、さらに入りどころがなくて、おさまるまで外で待ってることにした。









安田「言うてへんやん!お前はなんっもわかってへん!」









ふと、スタジオの中の安田くんと目が合った。









大倉「わかってる!っ、もう、俺らあかん、解散しよ」









安田くんの目が一気に大きくなった。









っ、解散………!!!









安田「っおーくら!」









顎で扉の方を指す安田君に、はっとこちらを向く忠義。









私はスタジオの中に入った。









大倉「っ、A…………!!」









『ちょ、ふたりとも喧嘩は、アカンよ』









安田「A、ちゃん………」









大倉「っ、ごめん、一回頭冷やしてくる………」









荷物を持ち、私を横切ってスタジオから出ていってしまった。









わたしたち……、このままバラバラになってまうなんて、ないよな…………?









ふたりだけ残されたスタジオ内。









安田「Aちゃん、ごめん、」









『んーん、なにがあったかしらんけど、忠義やし、明日になったらケロッとしていつもの笑顔でおるよ、』









ホンマはめちゃくちゃ辛い。









いつかみんなが離れていきそうで、不安。









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