ひとり。青

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渋谷「なんかもう、飽きた。」









なんか、今までのすばるさんと違う…。









丸山「ほら、僕ら受験やし。勉強しなあかんしさ。
僕らが受験終わっても、今度は2人が受験生になるやん?
それでもうできる時間ないな、って」









渋谷「ということで。今までありがとうな、サポートメンバー。」









お前らもはよ帰れよ、と、それだけ言って楽屋を後にしたすばるさん。









『もう、わけわからん……。』









丸山「ごめんなぁ、2人とも。
渋やん、最初は活動停止、って言うててんけど、解散する、っていきなり昨日言い出してん。

理由もほとんど聞けへんままこんなことになってしまったんやけど、もうみんなが集まれる時間もないし、仕方ないんとちゃうかなぁ。」









眉をハの字にして複雑そうに笑う丸山先輩。









大倉「でも、丸山先輩は、悔しないんですか?」









丸山「僕だって悔しいよ、もっとみんなとしたかった、って思う。
でも、二人も僕等とずっとやるんやなくて、ほかの人ともやってみたらいいんとちゃう?」









大倉「でも………!」









丸山｢別れがあれば出会いがある、って言うやん!









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……………お互い、頑張っていこ?」









これから当分は、何事にも無力で、勉強なんてサラサラ頭に入ってくるもんじゃなかった。









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