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(安田side)
あれからたまにAちゃんとこバンドの練習見に行かしてもらったりして、変わらず仲良くしてた。
ある日、学校へ行き、教室へ入ると、僕の隣の机が荒らされてた。
あれ、Aちゃんの机やん。
Aちゃんの机の上に置かれた大量の紙。
少し見てみると、Aちゃんに対するたくさんの悪口が書かれていた。
安田「誰やねん、こんなことしたん…」
教室を見渡してみると、山田さんたちがわいわい喋ってる。
とりあえず、聞いてみることにした。
安田「おはよう^^
なぁ、聞きたいことあるんやけどさあ」
僕が寄ったらいつもの笑顔を見せて、おはよう、と返してくる。
安田「なぁ、横山さんの席にこんなプリントおいたん、誰か知ってる?」
そう言ってプリントをそのまま山田さんの机の上に置いた。
すると一瞬なんやねん、みたいな目つきをして、すぐさま顔色を変えて
「あたし、知らんよ?^^
な、みんな?」
すると口々にうん、うん、と言い出して。
安田「ホンマかぁ。ありがとっ」
ホンマはどうなんだか。
ひとまずプリントは全てゴミ箱行きで、何事もなかったかのように
『…あ、安田くん、おはよ』
安田「おはよっ!」
Aちゃんと接した。
『…ん、どした?安田くん(笑)』
安田「や、別に、何も!」
ふうん、と首を傾げて自分の席に着くAちゃん。
あれ、ぼくそんなに挙動不審に見えるかな?←
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ちぱぱ(プロフ) - ∞宇宙∞さん» ありがとうございます!感動したなんて言っていただけて本当に嬉しいです!次作完成しましたので、どうぞお楽しみください! (2014年7月29日 10時) (レス) id: 5dc796ae19 (このIDを非表示/違反報告)
∞宇宙∞(プロフ) - 完結おめでとうございます! すごく感動しました( ;∀;) 涙も出ましたよ~!次回作も楽しみにしてます~ (2014年7月28日 12時) (レス) id: 0b80fb6d73 (このIDを非表示/違反報告)
ちぱぱ(プロフ) - *∞すばへにゃ。∞*さん» ありがとうございます!! (2014年7月18日 0時) (レス) id: 7b40536bd3 (このIDを非表示/違反報告)
*∞すばへにゃ。∞*(プロフ) - 涙が出てきちゃいますっ、頑張ってください!、応援しています♪ (2014年7月17日 0時) (レス) id: 31d3d3d7b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぱぱ | 作成日時:2014年1月3日 21時