第7話 ページ7
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重岡 「はい、」
濱田 「じゃあ重岡くん、ちょっと説明とかあるから来てくれへん?他のみんなはもう戻ってええよ」
と言われたんで、部長のとこへ行く。
濱田 「重岡くん、ここ座って」
言われた通りに座ると、部長は話し始めた。
濱田 「ここ『一人部』は、みんながそれぞれ好きなことをする部なんや。やから、部員同士での交流とか全然あらへん。あ、照子と淳子は仲良くしとるけど、その2人で放課後遊んだりとかはないで。
あと、みんな友達付き合いが苦手やったり、それに疲れた人たちやねん。
もしかして、重岡くんも?」
重岡 「……………はい、」
濱田 「そっか、なら尚更、無理に仲良くなろうとせんでええよ。
せや、ここの顧問の先生は、美術の村上先生やねん。先生は普通、俺らに気使ってここ来ないんよ。
あと、机とか椅子は自由に使ってええから。荷物の置く場所も、自由やで。」
重岡 「はい、」
濱田 「じゃ、もう戻ってええよ」
え、説明雑くね?←
「は、はい」と返事して、席をたった。
そして、なんとなく端っこにあった椅子に腰かけた。
ここからやと、みんなの様子がよく分かる。
じゃあ今日は、みんなの観察しよ。
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作者名:*のぞみーる* | 作成日時:2019年4月1日 14時