愛でした。 (ページ4)

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すばるsaid

なんか今日はめっちゃ調子ええねん。

歌詞がバンバン思いついて

どんどん曲が出来上がってく。

そんな中唐突に鳴った電話。

出来れば今邪魔して欲しくないねんけどな…

そう思いながらも鳴り続ける電話の相手を確認した。

『ヒナ』

その文字を見た瞬間俺は電話に出ていた。

久々に声が聞けるって思ったから。

俺にとって関ジャニ∞は家族同然やし

特にヨコとヒナはずっと一緒におったのに

いざグループを辞めると

自分からはなかなか声をかけれない。

俺が近づくことで進もうとしてる

今の関ジャニ∞を止めてしまう気がしたから。

やからヒナの声を聞くのは久々で

少し緊張したけど楽しみやった。

でも逆に考えたら

何かあったから電話してきたんやろ？

何かが嫌なことやないといいけどな…

す｢もしもし？ヒナ？｣

信｢あっすばるよかった出てくれて。久しぶりやな。

元気か？ちゃんと寝てるか？｣

す｢何やねん。いきなりオカンみたいやな。｣

そこからはしばらく雑談してて

時間もあっという間に過ぎていった。

でもここで何かあったんやろ？って俺が聞かな。

ヒナはこういうこと自分から言えないから。

す｢でやけど…どうしたんや？何かあったんやろ？｣

信｢俺…さ｣

す｢うん｣

信｢もうすぐ死ぬねん。余命…3ヶ月。｣

想像してた以上のことを言われて

なんて返していいかも分からんし

全然頭が追いつかんかった。

す｢どういうこと…や？｣

信｢この前病院行ったらガンがあって

転移もしてるからもう手遅れやった。｣

す｢嘘やん…そんなん嫌や…嘘やろ？なぁ？｣

信｢こんな嘘言わんて…｣

す｢何で…全然頭追いつかんのやけど…｣

信｢ほいでな…

もう生きれる期間が決まっとるんやったら

楽しみたいやんか。やから今度会われへんかな？

2人でもそうやし…8人でも。｣

す｢そんなんいくらだって会うわ。

毎日でもええくらいや。

てかeighterには伝えるんか？

仕事はこのまま続けるん？｣

信｢eighterには伝えないことにした。

仕事もこのまま死ぬまで続けるつもりや。

最後まで

関ジャニ∞の村上信五として生きてたいねん。｣

す｢そっか。

ヒナが出した結論やから俺は応援するよ。

でも…無理したらあかんで。

あと言わないなら

絶対eighter不安にさせるんやないで。｣

信｢そんなん当たり前やん。

痛みもとってくれてるし

俺の周りにはたくさんの人がおるからな。

支えてもらうわ。｣