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忠義said
横山くんが楽屋に入ってきてからずっと
少しの違和感を抱えていた。
最初は昨日飲みすぎたんかなとか
前の仕事で疲れたんかなとか思ってたけど
話題がすばるくんの話になったら
途端に横山くんの目が泳いだ。
普通なら絶対「楽しかった！｣
とか話したがるはずやのに
何か隠してるんちゃうって思うような態度。
みんな気ぃついてないけど
ずっと目泳ぎっぱなしやし。
横山くん曰く
すばるくんとはしばらく会えないって言うてるけど
理由は海外行くからとちゃう気がする。
そんなことを考えながら横山くんの顔を見てたら
話し終わった横山くんと目が合った。
忠「横山くん収録終わったら
ちょっと時間あります？
ちょっと聞きたいことあるんやけど。」
裕「えっ？なによ？今じゃあかんの？」
忠「時間ないなら電話でもいいから。」
裕「お、おう。
分かった。ええよ。じゃあ飯でも行くか。」
忠「じゃあ適当に予約しとくからメイクしといて。」
裕「おん。じゃあ…よろしく。」
そう言って横山くんが楽屋から出ていくと
隣にヤスが座ってきた。
章「大倉どうしたん？なんかあった？」
忠「ちょっと気になることがあって…」
章「そーなん？渋やんのこと？」
忠「うん。なんか分かったら言うな。」
章「ありがとう。」
小声で会話を済ませると
ヤスは何も無かったかのように
普通に過し始めた。
信「すんません！遅れましたー！久しぶりやなー」
隆「おつかれー」
忠「今横山くんメイクしてもらってるから
信ちゃんも行ってきてー。」
信「あいあいー」
村上くんもいつもとちゃう気がするんやけど…
気のせいかな。
まぁでも2人とご飯行ったら
上手く丸められそうやから
まずはうまいこと横山くんから
聞き出した方がええよな。…てか何があってん。
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作者名：黄色担 | 作成日時：2020年11月7日 0時
