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亮said
手術の日。
大倉を含め全員が緊張してて
とても空気が張り詰めていた。
忠｢…怖い。大丈夫かな｣
章｢怖いな…俺も怖かってん。
でも皆待ってるから。｣
隆｢マルちゃんがパワーを分けてあげましょうか？｣
忠｢うん｣
隆｢へ？ほんま？じゃあ行きますよ！
せーのーでっﾊﾟーﾝ｣
忠｢ありがと｣
信｢とにかく応援してるからな。｣
す｢お前なら大丈夫や。｣
裕｢ずっと手術室の前におるから。近くにおるから。｣
章｢頑張れ。負けるな！｣
信｢亮？大丈夫か？｣
俺は一言も話せてない。
それどころか緊張のしすぎなのか
前みたいに息が苦しい。
ゆっくり息吐かな…っ苦し
亮｢ﾊｧｯﾊｧｯﾊｧｯ｣
信｢亮！｣
忠｢亮ちゃん、息吐いて？｣
なんで…大倉を不安にさせてまうやん。
何やってんねん俺。
なんで俺は…いつもいつも
章｢亮ほらふぅーって吐いて？せーのふぅー｣
皆に迷惑かけてもうてるやん。
大倉の手術まであと少ししか時間ないんやから
皆大倉と話したいはずやのに。
亮｢ﾊｧｯごめﾊｧｯんﾊｧｯﾊｧｯﾊｧｯ｣
す｢大丈夫やから。ほらヤスと一緒にゆっくり吐いて｣
裕｢どっくん、手握ってるから。大丈夫やから。｣
隆｢亮ちゃん！｣
そこで意識が途切れた。またや。
気づいた時にはもう大倉の手術は始まってて
なのに村上くんが隣におってくれた。
信｢亮！大丈夫か？｣
亮｢村上くん…ごめん。大丈夫。｣
信｢ええねんええねん。もう少し休むか？｣
亮｢大倉のとこ行きたい。｣
信｢わかった。でも無理せんでよ。隣おるから。｣
亮｢ありがと………なぁ村上くん…｣
信｢ん？｣
亮｢やっぱ怖いから手…繋いでてくれへん？｣
信｢ふふ｣
亮｢えっあっごめん。｣
信｢ええよ。繋ごか。ほら手ぇ出せ。｣
亮｢うん！｣
信｢ほな行こか。｣
隆｢あっ亮ちゃん！大丈夫なん？｣
亮｢ごめんなぁもう大丈夫。｣
す｢良かった。｣
裕｢治ってよかったな。｣
章｢横ちょずっと心配しててん。
どっくんってずっと言ってたんやから。｣
裕｢そんなん言わんでええやん。｣
亮｢え？そうなんすか？｣
裕｢ちゃうわ｣
信｢あれマジなトーンやわ。｣
そう村上くんが耳元で言うから
思っきり笑ってもうた。
す｢なんて言われたん？｣
亮｢いや横山くんマジやって。｣
裕｢ヒナ！何言うとんねん。｣
大倉、笑いに包まれてる方が関ジャニらしいやろ？
はよ元気になれ。関ジャニに戻ってこい。
さっき言えなかったけど言いたかった言葉。
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作者名：黄色担 | 作成日時：2019年10月17日 23時
