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忠義said
朝、目が覚めて、やっぱり何も見えない現実。
今でも明日起きたら目が見えてるんとちゃうか？
って思いながら寝るんやけど、
もう見えることは無いんかな…
今日は病気のことについて記者会見をする日。
俺の口から言いたいことはもう決めた。
メンバーに迷惑かけてまうけど、
どうしてもこの事実を自分の口から話したかった。
どうしてもeighterに自分の口から伝えたかった。
亮｢大倉！行くで！大丈夫か？｣
忠｢うん。緊張する…｣
亮｢それは皆一緒や。大丈夫やから。｣
忠｢やね。行こか。｣
亮ちゃんが車椅子を押してくれて
そのまま車で会場まで来た。
す｢おぉ！大倉！体調どうや？｣
忠｢まぁまぁやな。｣
す｢そか。ほかのメンバー今打ち合わせ中やから。｣
忠｢はーい。ありがとう。｣
刻一刻と近づいてくる発表のとき。
なんて言われるかわからない。
でも…負けない。
元気に復活して、eighterの前に戻るんや。
章｢大倉〜！緊張してる？｣
忠｢うん。するやろ…普通｣
隆｢せやな。でも俺らがいるから。｣
信｢言いたいこと全部言い？悔いないように。｣
裕｢じゃあ行こか？｣
亮｢大丈夫や、大倉。｣
す｢ここで見てるから。｣
忠｢うん。いってきます。｣
たくさんのフラッシュの音…司会の人の声。
色んな音が耳に入ってくる。
自分の口から…言うんや。決めたんは…俺や。
忠｢えぇ…僕、大倉忠義は脳腫瘍になりました。
今は…目が見えません。
でも今は毎日メンバーがそばにいてくれます。
しばらく表舞台には立てないと思いますが
絶対に…ｸﾞｽﾞｯ｣
章｢大倉っ大丈夫や。｣
後ろでヤスがそう小声で言ってくれて
とても勇気が出た。
忠｢絶っ対に帰ってくるので、
それまで待っててください。
eighterのみんな、しばらく関ジャニ∞は4人です。
ツアーも4人でまわってもらいます。
でも、また5人で…
いや、8人で回ることが僕の夢です。
夢…絶対叶えるので、
少しだけ…少しでいいから、時間をください。
何も無かった頃には戻れないけど、
舞台に立てるように
復活して帰ってきます。
最強で最高の関ジャニ∞はほんまに最強で最高です。
横山くん
すばるくん
信ちゃん
丸ちゃん
ヤス
亮ちゃん
内
メンバー皆ええ人です。
ここに僕がいていいのかと思うくらい、
ええ人たちです。僕を信じて待っててください。
大倉忠義。｣
言いたいことは全部言えた。
テレビでも中継されてるらしい。
eighterの皆はどう思うやろか？
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作者名：黄色担 | 作成日時：2019年10月17日 23時
