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隆平said
｢生きてる意味ってなんやと思う？｣
それが大倉が出したSOSだったのかもな。
抗がん剤の副作用も
あんま抑えられへんようになってきた頃
大倉は俺にそう聞いてきた。
そん時は
らしくないなって思っただけやったけど…
隆｢そうやな…俺はeighterを喜ばせることやな。｣
忠｢そっか。｣
隆｢急にどうしたん？｣
忠｢や、大丈夫。ありがと。｣
隆｢へんなの〜このこの〜!!!｣
忠｢ﾊﾊｯやめてや〜！｣
大倉はすぐいつもどうりになった。
でも、何か切ない顔をしていた。
その理由は分からないけど、
何かを1人で抱えている、
何かと1人で戦っている、
そんな顔やった。
俺にできることはあるんかな？って考えた。
やっぱ大倉のそばで支えてやるんが
俺らができる1番のことな気がすんねん。
…このあとみんな来るから前にみんなで話してたこと
大倉にも聞いてみよっかな
大倉はどんな反応するやろか？
ーガラガラ
信｢来たで〜！｣
章｢大倉っ！｣
裕｢大丈夫か？｣
忠｢みんな…ありがとう。｣
亮｢大倉！みんな！お待たせしました。｣
す｢すまん。遅なった。｣
みんな揃ったし、本題へ
信｢なぁ大倉。よう聞いて欲しいねん。｣
忠｢ん？なに？｣
信｢大倉の病気のこと、発表せなあかんやろ？
ライブでもeighterみんな心配してんねん。
この前話してて、少しでも状況知れてる方が
みんな安心するんとちゃうかってなってん。｣
忠｢せやな…どの道いつかは言わなあかんもんな。
うん。ええよ。でも…関ジャニ∞でいさせて。
関ジャニ∞の大倉忠義でいたいねん。
できることはしたい。eighterのためにも…
あと、病気の発表の場に俺も居させてほしい。｣
裕｢せやな。じゃあ病院に外出許可貰わな。｣
隆｢あと、もうひとつ。
俺らな？大倉のそばにいたいねん。やから…
関ジャニ∞の活動を休止しようと思うんやけど…｣
忠｢それはあかん！
俺のことで心配かけるから、
みんなの元気な姿もみれんようになったら、
eighterがみんな悲しんでまう。
やから、関ジャニ∞の活動は続けて。
亮ちゃんも明日退院やろ？
退院したら、仕事いっぱいやから
無理して来なくてええよ。
すばるくんも忙しいやろ？大丈夫やから。｣
俺には大倉が無理をしてるように見えた。
やって、目が潤んでるし。手も震えてるし。
それはみんな思ってたみたいで
章｢関ジャニ∞の仕事は辞めへんけど
俺、大倉の所には毎日来るで？｣
信｢俺も｣
裕｢もちろん俺もや｣
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作者名：黄色担 | 作成日時：2019年10月17日 23時
