ＮＥＷＳ 美しい恋になったよ 〜リクエスト小説〜

アイアイ傘　２ ページ5

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またクラスに一人。



しーんと静まり返る教室に、窓にあたる しずくの音だけが響く。


昼間はにぎやかなこの教室も、一人だと寂しいもんだな・・・・
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その沈黙をやぶったのは 意外なある「音」だった。




？「か〜がぐぅ！がぁぁぁ〜！」
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「え！？！？なに！？！？」



急に野獣のような声が聞こえてきて パニック！



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ヤバイ！ アイムパニック！






どうしよう・・・ ゆゆう・・・ゆうれい！？


それとも 狼！？ トラ！？ らら・・らいおん？！？

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「でで・・で・・っでぇ・・でてくんなら・・でっ・・でてこいやぁ！」



勇気を振り絞って出した声も 途切れ途切れでへんな日本語(笑)


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本当にこれで出てこられたら困るくせに←




すると・・・・


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ガタガタッ！


「ビクッ」


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？「ふゎぁぁぁぁ〜！」



「え・・・・この声・・・・」



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増「ん〜！よくねたぁ〜♪」



教卓の下から出てきたのは、狼でもライオンでも幽霊でもなく クラスの人気者、増田君。




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