じーこの姉は貴族の彼女

クリスマス ページ12

Aside

少し浮かれちゃったかな···毛先をコテで巻いて余りはリボン編み込みに、服は白のワンピースに黒のファーが付いてるコート、赤のマフラーを付けて防寒対策。ブーツはコートに合わせて黒。プレゼントは···本人が来てからのお楽しみ


ﾋﾟｺﾝ

宮舘着いたよ。どこにいるの?


あそこでキョロキョロしているのが見える
わかるように手を上げると、すぐに駆け寄ってきた。


宮舘「っ···」

『涼太くん？···変、かな？』

宮舘「いや、似合いすぎて···言葉が出なかった···////」

そう言う彼は手で口元を隠した···そんな姿が可愛らしかった。


宮舘「···寒かったでしょ。待った？」

『全然。楽しみすぎて早く来ちゃっただけ』

宮舘「そっか。···じゃあ行こう」

そう言って涼太くんは私の手を握ってエスコートしてくれた。···まるで王子様みたい。


『綺麗···』

宮舘「Aも綺麗だよ」

『涼太くん···』

宮舘「···俺、やっぱりAが好き。A以外考えられないよ。」

『···私も沢山考えた。最初はアイドルだから身を引こうって思ったけど、考えれば考えるほど涼太くんのことばかり考えちゃう。ここまで言ったら、もうわかるよね？』


宮舘「···自惚れていいの？」

『うんﾆｺｯ』

宮舘「Aのことが好きです。俺と付き合って下さい。」

『···はい、よろしくお願いします。』


こうして、私と涼太くん···いや、涼くんとお付き合いを始めましたとさ！

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