僕のお姉ちゃんです！ (ページ15)

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正式にページ15

夢のような1日から1週間後
実家にあの大手事務所【アミューズ】から正式に私をスカウトしたいと電話がきた。
でも、私は断った。なぜかと言うと────

【村上琉那セレーネ様ジャニーズ事務所マネージャー兼翻訳家として貴方を採用します。】

TGCの日の次の日、ジャニーズ事務所からこの封書が届いて、中身を確認したら、まさかの就職決定···滝沢社長と会ったことないのに···
とりあえず、明日事務所に来てくださいとのことだ。

次の日ジャニーズ事務所

いよいよ滝沢社長と対面···

「すみません、本日滝沢社長と面会する村上琉那セレーネと申します。」

受付「社長から伺っております。どうぞお入りください。」

すんなりと入れた···というか、いきなり採用って···
そうこう考えてると、社長室に到着。

ｺﾝｺﾝ
社員「社長、村上琉那セレーネさんご到着されました。」

滝沢「中へお入りください。」

「し、失礼致します···」

滝沢「どうぞお掛けください。」

「あ、ありがとうございます。失礼します。」

滝沢「はじめまして、ジャニーズ事務所社長の滝沢秀明です。」

「村上琉那セレーネと申します。弟がお世話になっております。」

滝沢「いえいえ、それにしてもラウールそっくりですね。」

「ありがとうございますﾆｺｯ」

滝沢「今回貴方を採用したのには、理由があります。TGC拝見しました、阿部と同じ大学に在籍してるとか？」

「そうです。上智大学に···」

滝沢「SnowManの面々から、貴方の話を聞いてますよ。英語が堪能だとお聞きしたんです。」

「英語とスペイン語は一通り話せます。」

滝沢「それは、心強い。今後ジャニーズ事務所も海外へ活動することが増えてきます。そこで、英語が話せる貴方にぜひ力を貸していただけないかと思い今回貴方を採用という形にしました。」

滝沢社長が話すことに、なんだか説得力がある。力になれるなら···

「まだまだ未熟ですが、お力になれるように頑張ります。」

滝沢「ありがとうﾆｺｯ」

滝沢「今ちょうど、事務所内にあるスタジオでSnowManのみんながレッスンしてるけど、見に行く？」

「よろしいんですか？」

滝沢「全然いいよ！じゃあ、行こうか！」