声優になったきっかけ ページ7
おじさんと出会って、そろそろ12年か
あの頃は、色々と大変だったなぁ
今から12年前(夢主13歳)
──かわいそうに、まだ13歳でしょ？
──誰が、あの子を引き取るの？
パパ···ママ···なんでいなくなったの。1人にしないでよ···私どうすればいいの···
？「Aちゃん大丈夫？」
「晋にぃ···」
浅沼「兄貴···彩夜さん···」
浅沼姉「晋太郎。」
浅沼「姉貴、どうだった？」
浅沼姉「まだ揉めてる···母さんも参っているわ···」
浅沼「よし、決めた。ちょっと行ってくる。」
浅沼姉「ちょっと！晋太郎!?」
浅沼side
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
浅沼母「晋太郎···？どうしたの？」
浅沼「おふくろ、俺Aちゃんを引き取るよ。」
浅沼母「ええっ!?」
浅沼「ダメ···かな···」
義母「たまに、私たちの方に顔を見せに来てくれればいいわ。施設だけは絶対に嫌···」
義父「妻の意見に賛成だ。頼めるか···？」
浅沼「任せて下さいﾆｺｯ」
浅沼母「晋太郎頼むわよ。」
浅沼「ああ···」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
浅沼「Aちゃん」
「···なに？」
浅沼「今日から僕が君を育てる。話はしてきたよ。大丈夫···」
「本当に···？」浅沼「うん」
「ありがとう晋にぃ···ありがとう···」
過去終了
晋太郎おじさん···ううん、晋にぃ。
私を育ててくれて、ありがとう。
私は、結婚したし、そもそも親子ではないけど
私にとって、父と呼べる人は晋にぃだけだよ。
本当にありがとう。────大好き
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作者名：恋歌 | 作者ホームページ：http://raon-uranai.ne.jp
作成日時：2019年8月18日 21時
