25歳!! 職業:声優と女優 3

まさかの展開 ページ14

「ひららちゃんだよね？困ったことがあったら、お姉ちゃんになんでも言ってね。隣のお兄さんも助けてくれるからﾆｺｯ」

ひらら「じゃあ···お願いがあるの。」
「ん？なにかな？」
ひらら「お兄さんに抱っこして欲しい···」
「ご指名だよ。祥平くんﾆｺｯ」
橋本「よし！おいで〜」
ひらら「ｷﾞｭｯ」←橋本に抱きつく
橋本「しっかり、捕まっててね！」←だっこする

ひらら「うわぁ···!!高い！」
「ﾆﾔｯ···ねぇパパ」
橋本「!?···なんですか。ママ？」
「周りを少し散歩しませんか？」
橋本「いいね。ひららちゃんもどうかな？」
ひらら「うんっ!!行く！」
橋本「よし！このままレッツゴー！」


植田「ねっ？」
黒羽「さりげなくパパとママ呼び」
水江「本当にお似合いの夫婦···」



そして、撮影開始···と思った矢先

監督「浅沼さん、浅沼さん。」
「はい。なんでしょう？」
監督「···橋本くんの奥さんとして出てくれないかな。」
「えっ？急にですか···」
監督「脚本家の人が···」

脚本家「先ほどの橋本さんとのやり取りを見ていました。ぜひ夫婦として出ていただけないでしょうか···」

監督「と仰ってて···」

いきなりの展開すぎて、困惑中···でも、祥平とここしばらく共演してないし、ここは、一肌脱ぎますか。

「わかりました。お受けしましょう。」
監督「本当に!?ありがとう!!!」
「とりあえず、旦那に伝えてきますね。」




橋本side
黒羽「浅沼さんの料理の腕前って···」
橋本「ピカイチです。めっちゃ美味しい」
植田「エーステの稽古の時に差し入れくれたんだよね！」
水江「手作りのレモンのはちみつ漬け!!」
橋本「俺も食べたよ。美味しかったなぁ」

「祥平、あっみんなもいるね。」
橋本「どうしたの？」
「実は···ゲスト出演が急遽決まりました。」
橋本「ええっ!?本当に!?」
「うん。祥平の奥さんとして出てくれないか。って監督から」

撮影開始→←パパ、はじめました。

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