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【貴方side】
仮面をつけたお客達が、
ぞろぞろとダンス会場へ移動を始める。
どうするべきかわからずに立ち尽くしていると、ポンっと左肩に暖かい感触。
それが肩に腕を回されていると気づくのに時間はかからなかった。
突然の事に驚き、パッと右に振り向くと
そこには1人の酔っ払った若い男性が立ち、私の肩に左手をまわしていた。
男「ふふ、やぁお嬢ちゃん、ひとり？
だったら俺とイイコトしない？」
酒臭い息がふっと私の鼻を通り抜ける。
こんなのに絡まれた事なんてない私は、少し声が震えていた。
「…いえ、結構です。
申し訳ありません、人を待っているものですから」
男「そう堅いこと言わずにさぁ」
「…本当に、待ってますから。手退けてください」
男「ふふ…綺麗な唇だ」
そう呟きニヤリと微笑みかけてくる。
そしてくるっと体の向きを変え、私の正面に立って人差し指で私の唇をいやらしくなぞった。
「…っ」
気持ち悪い、とっさにそう感じた私は顔をぱっと背け、彼の指から唇を離す。
すると彼は怪しげな笑みを浮かべて、私の耳元で囁きかけてきた。
男「…そういう子、嫌いじゃないよ」
耳元で囁かれただけで背中がゾクっとした。
「…んっ、嫌 やめてください! 」
そう言って彼の胸を押し、抵抗するけれど彼はビクともせずに怪しい笑みを浮かべたまま。
それどころが彼は私の腕を掴む力を強めてきて、私は痛みで顔を歪ませた。
男「…ふは、悪いようにはしないからさ」
そう言うと、顔を傾けてぐっと顔を近づけてくる。
「…っ」
とっさに目を瞑り、顔を背ける。
唇まで、あと1cm…。
もうダメだ、そう思った。
…その時だった
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みーこ(プロフ) - 渋谷ともか(・＿・｜さん» わぁ！コメントありがとうございます！ 小説って難しいですね(°_°) そんなことを言っていただけるだけで嬉しいです！！泣 これからも渋谷ともかさんの作品、読ませていただきます♪ お互い頑張りましょう！ (2014年3月30日 3時) (
レス) id: 6003cdd699 (このIDを非表示/違反報告)
渋谷ともか(・＿・｜(プロフ) - コメントありがとうございました！小説とっても面白いです！間違って、評価9,0にしちゃいました(´д｀|||)ごめんなさいm(__)mもぅ、10点満点です(笑) (2014年3月30日 2時) (レス) id: 077a371072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーこ | 作成日時：2014年3月16日 22時
