94 逃亡 ページ4
これを聞くのは結構勇気がいると思う
グ｢知らないワ｣
ア｢は?｣
いや自分の事だろう?
アンダーテイカーはグレルの回答に頭をかしげる
グ｢秘密ヨ!…とにかく!隙あらばあの子をいただくわヨー｣
"じゃあね!"と言ってグレルは逃げた
…逃げた?
ウィ｢グレル･サトクリフ!!!…逃げましたか…こういう時ばかり力を発揮されては困りますね｣
走ってきたウィルだった
ア｢…なんかお疲れ｣
ウィ｢ありがとうございます｣
ア｢何してたんだい?｣
ウィ｢派遣員グレル･サトクリフを追跡しておりました｣
相変わらず固っ苦しい
ア｢何が仕事でもあったのかい?｣
ウィ｢今日は死神たちのパーティーなんですよ｣
ア｢…パーティー?｣
例のあれかい?もしかして
ウィ｢知りませんでしたか?もしかして｣
ア｢全くだねぇ｣
ウィ｢…協会長直々に言うとおっしゃってたのですが…宛になりませんね｣←
信頼できる部下に見捨てられた協会長←
ア｢それとグレルが何が関係あるのかい?｣
ウィ｢まだ知らないのです。今日パーティーだということを…｣
ア｢あー…｣
きっとグレルはまた仕事を死ぬほど出されると思い逃げているのだろう
ウィ｢私もあれを追いかけるほど暇ではないというのに…｣
しかし今は猫の手を借りたいほど人手不足 この前の事件で激しく仕事できるやつが減った
ア｢仕方ないね、小生が一肌脱ごう｣
ウィ｢!?し、しかしっそんなこと｣
ア｢忙しいんだろう?なら任せて仕事にお戻り。今の協会にはウィルの力は必要不可だろうからね｣
そう言って笑った ウィルはアンダーテイカーに甘えることにし、仕事に戻った
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
貴方｢あーあ…｣
私なんでこんなことしてんだろ…普通に接するって決めたのに…絶対アンダーテイカー傷つけてるよ
貴方｢馬鹿…｣
大きな窓の前で膝を抱えて座る ここから眺める外の世界は美しい
貴方｢シエル…｣
あの子は一体今何をしているのだろう セバスチャンやメイリンたちと仲良くやっているだろうか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「黒執事」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アニメオタク - やめないでください。面白いので、もっと更新してください。 (2017年8月2日 21時) (
レス) id: 2add2bd13e (このIDを非表示/違反報告)
アンダーテイカーLove - やめないでください！更新楽しみにしてます！ (2016年5月15日 14時) (レス) id: 76308f8a44 (このIDを非表示/違反報告)
Msk - 死神派遣協会ってwミュージカルじゃないですかwあの歌いいですよね！ (2014年8月27日 16時) (レス) id: b0109e1f5c (このIDを非表示/違反報告)
月うさ - 作品とっても面白いです！だから辞めて欲しくないです>_< (2014年7月19日 23時) (レス) id: 27ccab9b02 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ♀(プロフ) - この作品面白いですし… やめないでください…(´・д・`) (2014年3月23日 22時) (レス) id: c5afe64617 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そうせん
| 作成日時：2014年2月20日 21時
