113 悪魔界 ページ22
アル｢やぁお目覚めだね｣
貴方｢貴方…は…｣
目の前にいたのは薄く笑みを浮かべたアルフレッドだった
貴方｢な…んでここに…｣
というよりここ…どこ?
アル｢なんで?そりゃ当たり前だろう?自分の屋敷にいちゃダメなのかい?｣
貴方｢自分の屋敷…?…!?!?!?｣
ばっ、と起き上がり周りを見渡す
ここ…どこ!?!?!?死神協会じゃないっ
アル｢ここは悪魔界の僕の屋敷さ｣
貴方｢私は死神協会の自分の部屋にいたはず!!なのになんで私はここにいるの!?｣
"答えて!!!"と言うとアルフレッドは先程より笑みを深めた
アル｢理由は簡単。僕たちが君を連れて帰った、それだけさ｣
…攫われたの…?私は…
貴方｢そ…んな…｣
ジル｢おいアルさーん!…お?お姫さんのお目覚めか。どうだ?どっかだるいとかねぇか?｣
貴方｢…｣
Aはジルの言葉などには聞く耳を持たなかった
ジル｢…俺嫌われてる感じ?｣
アル｢今は混乱してるんだ。そっとしてやろう｣
そう言い残して二人は部屋を出ていった
アンダーテイカー…私…
貴方｢どうしようっ…｣
悪魔界は何もわからない やっと死神界を少し理解し始めたところだったのだ なのに今度は悪魔界
貴方｢どうしたらいいの…お母様、お父様…｣
自然と目から溢れていた涙
貴方｢うっ…ひっく｣
だめ…泣いたらダメっ…泣かないで…
貴方｢だめ、泣いたら負けよ…アンダーテイカーはきっと助けに来てくれる。私がここで出来ることは生き抜けること｣
それが今の私にできること
布団をぎゅっと強く握り締める
貴方｢…私はA･ファントムハイブ家長女。こんなところでうじうじなんかしてられない!｣
そういったAの目にはさっきまで絶望しかなかったが今はちゃんとした光があった
貴方｢よし!!!｣
ここでなんとか生きていくのよ。アンダーテイカーたちが来てくれるまで
強く心に決心した
こんこん
アル｢何度もごめんね、朝食なんだ。君もどうだい?｣
ドアの向こうから聞こえてきたのはアルフレッドの声
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アニメオタク - やめないでください。面白いので、もっと更新してください。 (2017年8月2日 21時) (
レス) id: 2add2bd13e (このIDを非表示/違反報告)
アンダーテイカーLove - やめないでください！更新楽しみにしてます！ (2016年5月15日 14時) (レス) id: 76308f8a44 (このIDを非表示/違反報告)
Msk - 死神派遣協会ってwミュージカルじゃないですかwあの歌いいですよね！ (2014年8月27日 16時) (レス) id: b0109e1f5c (このIDを非表示/違反報告)
月うさ - 作品とっても面白いです！だから辞めて欲しくないです>_< (2014年7月19日 23時) (レス) id: 27ccab9b02 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ♀(プロフ) - この作品面白いですし… やめないでください…(´・д・`) (2014年3月23日 22時) (レス) id: c5afe64617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そうせん
| 作成日時：2014年2月20日 21時
