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及「だって!だってさ!?
白鳥沢ってやっぱデカいしいろんな出店出るから普通に楽しいんだよ!?
あいつら居るの嫌だけど!」
貴「でもヤダから来ないで!今年は!」
及「まぁ別に!?
Aから貰わなくても俺交友関係広いし手に入れるのは造作もないね!!
ハハハハハッ!!どぅへっ!!」
高らかに笑い出した及川の腹に岩泉の拳が入った。
力加減はさすがにしてるだろう。
及「い、いったぁ…
岩ちゃんこれはさすがに痛い…」
岩「A泣かせようとすっからだろうがボゲ」
及「な、泣かせようとはしてないよ!?
ただ行きたいってことを訴えてるの!」
岩「来ないでって言ってんだろーが」
及「及川さんは行きたい!」
岩「知らねーよ」
ワガママかっ!!!と白鳥沢の男バレのいつのもメンバーがいたらそうツッ込んでいただろうか。
それともただめんどくせぇと呆れていただろうか。
及「…ねぇA。なんで行っちゃダメなの?」
貴「……ダメなものは、ダメだから」
及「…何この子可愛いんですけど?」(真剣)
岩「真顔で言うことか」
正直に自分や牛島たちがバンドをし、ましてやコスプレまでするなどと言えるわけがない。
死んでも言えないし、言ったら絶対来ようとするし、その事がバレれば白布に何を言われるかわかったものじゃない。
きっとメンタルをボロクソにされること間違いなしだ。
それは避けたい。何としても。
及「…A」
貴「…なに」
及「ダメ?」
貴「ダメ」
及「お願い」
貴「…ヤダ」
及「俺、Aと思い出作りたいだけなんだよ?」
貴「…ダメ」
ベッドに腰かけるAを下から覗き込むようにして優しく声をかける及川。
それを眺める岩泉は白目でも向きたいほどイライラしていた。
そもそもなんだこの及川は。
それにこんなやり取り、カップルかっ!!とツッ込んでやりたい。
Aはいい。
元々Aの性格上こういう感じになる時が昔からあった。
だがなんだこのクソ野郎は。
気持ち悪く甘えた声を出し、Aを口説き落とそうとしている。
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江(プロフ) - 霊夢どうふさん» 霊夢どうふ様。コメントありがとうございます!スランプ気味なので更新の頻度は落ちますが、どうぞこれからも読んでいただけると幸いです!! (2019年5月22日 18時) (レス) id: 6fc283c30a (このIDを非表示/違反報告)
霊夢どうふ - あー…うん。ウシワカちゃん可愛い。かっこいい。しんどい。これからも頑張ってください!……はぁ……好きだわぁ…(語彙力) (2019年5月20日 0時) (レス) id: bd41a59bf6 (このIDを非表示/違反報告)
聖カコ(プロフ) - 元カコです。これからもよろしくお願いします!! (2019年5月6日 22時) (レス) id: 7a3bf8ffac (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ぴのさん» ぴの様。ご指摘ありがとうございます!直させていただきました!! (2019年4月5日 22時) (レス) id: 6fc283c30a (このIDを非表示/違反報告)
はるぴす(プロフ) - あわわわ!!更新されてるうぅぅ!!そして及川さん、なんか良い!!これからも応援してます!! (2019年4月5日 18時) (レス) id: 33a3e8dbe2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:江 | 作成日時:2019年1月4日 0時