途中経過とバンド。 ページ32
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あれから本格的にバンドの練習が始まった。
だがはっきり言ってAたちの楽器を扱う能力は皆無に近く、軽音部の友人達にそれぞれマンツーマンでの練習を受けることとなった。
その練習をやり始めて早二週間。
天「実は俺ギターの天才なのかもしれない」
白「気の所為です」
途中経過報告のような感じでまた視聴覚室に集まったバンドメンバー。
牛「それで…演奏することになっているのは3曲だがどこまで出来るようになった？」
白「楽譜見ながらでいいのなら３曲一応できます」
天「あ、俺も俺も」
川「間違える可能性大っすけどだいたい俺もそのくらいですかね」
貴「実はみんな天才肌疑惑が浮上した」
この2週間それぞれ別で練習をしていたためどのくらいお互いができるかなどわからなかったが、今の報告を聞く限り全員才能はあったようだ。
Aはあくまでも歌うだけだから楽器には触れず歌の暗記に徹していた。
牛「どうやら予定より早く全体での合わせができそうだな」
貴「そ、そうですね」
天「Aちゃんはどんな感じ？」
貴「多分大丈夫だとは思うんですけど…
緊張とかで歌詞ぶっ飛ばないことが1番の不安です」
あるあるだな、と川西は呟き、ひとまず全員が予定よりも随分と早く楽器等の習得をしていることを確認できた。
白「じゃあ、今週末あたりに一度合わせてみますか？」
天「そうだネ。
合わせられるんなら合わせてみた方がいいと思うヨ」
川「と、なると場所とかも借りなきゃだめっすよね」
トントンと話が進んでいく。
Aは話に身を任せようと彼らの話をただ聞いていた。
天「よし、じゃあまず軽音部のヤツらに今週末楽器と場所使えるか確認してからだネ。
大丈夫だった場合そのままやって遅めの時間使えるんなら自主練後とかにやる形で」
牛「Aもこれで大丈夫か」
貴「あ、はい。大丈夫ですよ」
話もまとまり、ほっと一息。
白「…そういえばコスプレのあれって誰手配するんですか？」
楽器の方に集中していてそのことをすっかり忘れていた。
まだ誰もその手配などしていないだろうからそれも決めたくては、ともう一度話し合いを開始しようとすると天童が心配入らないヨ、と笑う。
牛「？手配してくれた、ということか」
天「いんや、俺じゃなくて獅音がネ」
あの人どんだけ乗り気なんだよ…！と2年3人は項垂れた。
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江(プロフ) - 霊夢どうふさん» 霊夢どうふ様。コメントありがとうございます!スランプ気味なので更新の頻度は落ちますが、どうぞこれからも読んでいただけると幸いです!! (2019年5月22日 18時) (
レス) id: 6fc283c30a (このIDを非表示/違反報告)
霊夢どうふ - あー…うん。ウシワカちゃん可愛い。かっこいい。しんどい。これからも頑張ってください！……はぁ……好きだわぁ…(語彙力) (2019年5月20日 0時) (レス) id: bd41a59bf6 (このIDを非表示/違反報告)
聖カコ(プロフ) - 元カコです。これからもよろしくお願いします！！ (2019年5月6日 22時) (レス) id: 7a3bf8ffac (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ぴのさん» ぴの様。ご指摘ありがとうございます！直させていただきました！！ (2019年4月5日 22時) (レス) id: 6fc283c30a (このIDを非表示/違反報告)
はるぴす(プロフ) - あわわわ！！更新されてるうぅぅ！！そして及川さん、なんか良い！！これからも応援してます！！ (2019年4月5日 18時) (レス) id: 33a3e8dbe2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2019年1月4日 0時
