日常と同盟軍。 ページ22
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インターハイ予選から数日、Aと女バレレギュラー陣は仲直りをして前にも増して部活に打ち込むようになった。
そんなこんなでいつもの日常も帰ってきたところだが…
天「みんな、何か大切なこと、忘れてるよネ」
川「急にどうしたんすか、天童さん」
今現在、お昼休み。
いつもの様に同盟軍+Aで食事を共にしていた。
天「インハイ予選終わったんだヨ!?
このあと待つ一大イベント!本当に忘れてる!?」
ウソでしょ!?と天童は立ち上がりみんなに訴えかける。
が、みんなはいつものように淡々と食事を進めた。
貴「天童さん今日は一段とテンション高いですね」
大「うるさいだけだよね」
瀬「ここ食堂だから少し黙ってろしマジで」
白「あれですよね、きっと天童さんは喋ってないと死ぬ呪いにでもかかってるんですよね」
貴「やだ何それ怖ぁ」
天「俺の変な方向で話し盛り上がるのやめて?」
大会後ということもあってか、若干疲れが残っており弄り方も脱力感がある。
天「みんなもう少し興味持ってヨ!若利くん!」
牛「なんだ」
天「一大イベントってなぁに?って聞いて!?」
牛「一大イベントとはなんだ」
天「よくぞ聞いてくれた!!」
山「無理矢理じゃねーか」
待ってました、と言わんばかりに変なポーズを決めた天童にみんなは触らぬ神に祟りなしということでスルーを決め込むも、それを気にせず強行突破で絡みに来るのでスルーはほぼ無意味に終わる。
天「俺らのインハイ予選後にある、我が校白鳥沢学園でもビッグイベントのひとつ…
そう、学・園・祭!!!」
「「「ああ、忘れてた」」」
白「そう言えばそんなのもありましたね」
川「1年の時特に何も思い出ねぇし特に思い入れないっすわ」
貴「学園祭かぁ」
天「もっとテンション上げてヨ!!!」
ほらほらほらほら!!と一人はお祭り騒ぎの天童にみんなうるせぇという表情を前面に出していた。
Aはそれに思わず笑ってしまったがひとつ咳払いをしてひとまず何も無かったことにする。
天「学園祭!学園祭だヨ!?
いつからみんなそんなドライな子に育ったの!
そんな子に育てた覚えはありません!」
「「「産んでもらった覚えも育てられた覚えもないわ」」」
一言一句漏れなく声をハモらせた。
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江(プロフ) - 霊夢どうふさん» 霊夢どうふ様。コメントありがとうございます!スランプ気味なので更新の頻度は落ちますが、どうぞこれからも読んでいただけると幸いです!! (2019年5月22日 18時) (レス) id: 6fc283c30a (このIDを非表示/違反報告)
霊夢どうふ - あー…うん。ウシワカちゃん可愛い。かっこいい。しんどい。これからも頑張ってください!……はぁ……好きだわぁ…(語彙力) (2019年5月20日 0時) (レス) id: bd41a59bf6 (このIDを非表示/違反報告)
聖カコ(プロフ) - 元カコです。これからもよろしくお願いします!! (2019年5月6日 22時) (レス) id: 7a3bf8ffac (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ぴのさん» ぴの様。ご指摘ありがとうございます!直させていただきました!! (2019年4月5日 22時) (レス) id: 6fc283c30a (このIDを非表示/違反報告)
はるぴす(プロフ) - あわわわ!!更新されてるうぅぅ!!そして及川さん、なんか良い!!これからも応援してます!! (2019年4月5日 18時) (レス) id: 33a3e8dbe2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:江 | 作成日時:2019年1月4日 0時