彼に恋は難しい【牛島若利】

+++++ ページ34

.



貴「私リングとか好きですよ。遠距離から攻撃して端っこに追いやった後でワイヤー攻撃とかで全員突き落とすの好きです」

瀬「だからそれ笑顔で言うことじゃねぇから」

天「戦い方がネチネチしてる。なんか腹黒い」

貴「勝てばいいんですよ、勝てば」

川「いい性格してんな、お前」

貴「そうかな？」



全部笑顔で言いのけるのだから、いい性格してるとしかこちらは言いようがない。



貴「私こういうのはやり込んでますんで強いですよ？」

天「俺だってやり込んでたよ、昔！負けないヨ」

白「ひとまずチーム分けしましょうか」

貴「そうだね！あみだくじでも作ろうか」



ということで作ったあみだくじ。
自分の場所を決めてそれぞれ線に沿って下っていく。

結果…
Aチーム:川西・牛島
Bチーム:白布・天童
Cチーム:山形・大平
Dチーム:A・瀬見
というチーム分けになった。
(※実際にあみだくじしました)



牛「足を引っ張るだろうが、よろしく頼む」

川「あ、はい。俺もそこまでやったことあるわけじゃないですけど、まぁ頑張りましょう」

牛「ああ」



白「…………マジか」

天「よろしくネ、賢二郎？」

白「………………………………」

天「俺先輩なの忘れてない？お前」



山「おっしゃ！やってやろうぜ獅音！」

大「そうだな」

山「ッシャア！」



瀬「よろしくな、A」

貴「お願いします！全員叩き潰しましょうね！」

瀬「なんかさっきからキャラ変わってねぇか、お前」

貴「ゲームの時は大体こんな感じです！」

瀬「アレだな。Aはハンドル握ったら性格変わるタイプだな」



いざ、尋常に勝負。
［選択キャラ］
Aチーム:ヨッシィ
Bチーム:テカチュウ
Cチーム:カァヴィ
Dチーム:リザードゥン

初戦プレイヤーはA:川西、B:天童、C:大平、D:Aだ。
バトルがスタートしそれぞれが一斉に動き始める。



川「あっ、やべっ、あああああああ！！！

大平さんに飲み込まれたぁっ！！」

大「いい吸引力」

白「ただ一つの吸引力的な感じですね」



カァヴィの口内に入ったヨッシィはそこらへんにペッと吐き出される。



天「みんな感電しちゃえばいいヨ」

瀬「出た遠距離からの放出魔」

貴「えい」

天「あっつぅぅっ！！Aちゃんいつの間に後ろいたの！つかテカチュウ燃える！」

瀬「いやお前自身は熱くないだろ」



ゲームあるある。
なぜか自身のキャラクターに感情移入してしまい痛くもないのに痛いと言ってしまう。
今の熱いも然り。

+++++→←牛島さんとゲーム。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す