106 私の気持ち ページ6
沖田「この時代にやったら通報されかねないからね。いらんことばっかする人達に」
あーやだやだと呟く
…それ誰のこと言ってるの…?え?薫とか?でも薫そんな私に対して過保護じゃないしなぁ
だがこう思ってるのは本人のみだ 薫もだいぶ過保護なのだ
沖田「あ…来たよ。痛い奴が」
貴方「え?」
沖田の視線の先には風間が歩いてこっちへ向かっていた
貴方「痛い奴って…」
風間「来たか」
沖田「遅いんだけど?僕たち15分前にはいたよ?」
"男が女の子またせてどうするのさ"とキツめに言う だがそういう沖田もAの後に来たはずだ
貴方「まあまあ…」
ひとまずここは温暖に行こうじゃないか二人とも…
沖田「で、僕たちをここに呼んだ理由はなに?」
風間「あぁ」
風間はゆっくりと話し出す
風間「A」
貴方「え?」
風間「単刀直入に言う。俺はお前をまだ愛している」
貴方「っ!!//////とっ、突然過ぎじゃないですか!?///」
突然の告白にしどろもどろになる
沖田「イラつくんだけど。だからなんなのさ」
風間「沖田総司。貴様もだろう」
貴方「…え?」
嘘…マジで?
恐る恐る沖田に目をやると沖田の顔は笑っていた
…なんですかその悪役みたいな笑顔は…
沖田「当たり前でしょ。僕はいつの時代でもAしか愛しないって死ぬ前に言ったよ?ね」
貴方「…あれ本気だったの!?てか記憶ある自体普通じゃないけどさ!!」
そう、沖田は死ぬ直前に言ったのだ
"僕は…いつでも…どんな時代でも…君を愛している…先に逝くけど君は当分きちゃダメだよ?"
と言い残して死んだ
沖田「僕Aに対してあんまり嘘つかないけどな」
貴方「あくまであんまりね」
そこ重要です。はい
風間「A、お前はこの時代で変わった。きっと俺に対してもう愛などは抱いていないのだろう?」
その言葉に目を見開いた なぜなら図星だったから
…好きではある…でも昔とは違う好き…
貴方「…確かに昔の愛情ではありません」
沖田「見捨てられやんのー」
風間「死ね」
バカにしたように言う沖田
風間「…わかった。それを確認したかった」
そういった風間の表情はとても辛そうだった その表情はAを苦しめる
ごめんなさい…千景様っ
貴方「…でもあなたはいつも私の心の中にいた。みんなも…どんな辛くても皆が心に居てくれたからわたしは今まで殺しをできたの」
淡々と話始める
貴方「私みんなに感謝してます」
"それだけなら私はもう行きますね"といってAはその場を去った
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作者名:そうせん | 作成日時:2014年1月2日 22時