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105 ダッシュ!! ページ5

…でも一体総司と私を呼んで何話す気なんだろ。千景様の考えることは昔から良く分からない時あったからなぁ

しみじみ思うA

千加「ねぇA」
貴方「ん?」

不意に呼ばれた Aは呼んだ千加に視線をやる

千加「…時間。いいの?」
貴方「は?」

時間?と思いながら時計に目をやると…

貴方「もうこんな時間!?!?!?」

時間はもう集合時間の三十分前ほどだった

うそでしょ!?え!?まだ帰ってきてそんなたってないとか思ってた!!!!

家に帰ってからもう軽く数時間は経っている…

貴方「いってきー!!!!!」
「「行ってらっしゃーい」」

ばたばたと支度をしてAは出ていった

はあっはあっ…

貴方「つい…た」

久しぶりにダッシュした…任務でもそうそうダッシュしないからね。走らせるのはすきだけど←

貴方「…まだ誰もいないや」

Aの家からこの公園まで普通に歩けば三十分はかかるだろう だがAはそれを三分も経たずに来た …流石はヴァリアーとでもいうのだろうか

貴方「ふう」

きいきいとブランコをこぐ

貴方「…これがブランコかぁ…」

初めて乗ったなー。てかこういうとこに来ること自体初めて?…任務以外で

貴方「…なんかやっぱり私らって…暗殺者だね」

普通の暮らしすらできないのだから

そうしていると向こうから沖田が来た

貴方「あ、総司ー!!!!」

ぶんぶんと元気に手を振ると沖田もそれに気がついて振替した

沖田「早いね。まだ15分前だよ?」
貴方「遅れると思って走ったらめっちゃ早くついた」

"どんだけ早く走ったのさ"と笑った

貴方「でも千景様私たち呼んで何話すんだろうね?」
沖田「ざっと大方わかるけどね」
貴方「えー?」

わからなそうに首を傾げる

沖田「君はそれでいいよ」

なでなでと頭を撫でた

貴方「…なんか昔より子供っぽくされてない?」
沖田「そうかな?」

少し不満げに言う

貴方「だって昔はあんまりこんなことしなかったよね?セクハラは沢山やられたけどさ」

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作者名:そうせん | 作成日時:2014年1月2日 22時

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