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115 ナイフ投げ!? ページ15

ベル「は?そうだっけ?」

知らね、とそっぽを向く

原田「おいおい。そりゃねぇだろ…」
貴方「どんまい、左之さん笑」
原田「笑ってんじゃねぇよ」

怒られた(´・ω・`)

一恵「今日何するの?」
原田「持久走だ」
「「「体育館でかよ」」」

思わず声を揃えてつっこむ

原田「いやぁ外使いたかったんだけどよ…ほかの学年使うらしくてな。だから仕方なく中だ」

だからといって別に中で持久走しなくてもいいのでは…

原田「やる気出るだろ」
「「「出ねぇよ」」」

左之さんこの時代になってバカになった!?昔はこんなこと言わないのに!!

原田「今失礼なこと思ったろ」
「「「い、いや?」」」

でもやはり勘はいい

ベル「何キロ?」
原田「ん?」
ベル「何キロ走んのかって聞いてんの」

その言葉に思わず言葉を失う

…普通いきなり何キロ走んのか聞くか?キロだぜ?運動部ならまだ3キロですか、とかは聞きそうだが…コイツの言い方は普通に何十キロも行ける言い方だ…

原田「持久走は…うーん。好きなだけ走れ!」
一恵「それもう持久走じゃなぁい…」

それ持久走とは言わないよ、左之さん…

原田「つってもなぁ…校長に走らせてくれって言われたんだよ」

思わず"近藤さんに!?"と校長を昔の言い方で言ってしまった 原田はそれを気にせず話す

原田「あぁ。なんか今の子供は覇気がない!とか言ってたぜ」
千加「覇気がないって…そりゃ昔に比べたら命の危険性もないこの世だからね」

私らとは別にだけど。表の人間は平和ボケしてるさ、もちろん

原田「そりゃしょうがないよな。今はゲームってもんがあるしなぁ」

もうただの年寄りの会話だ

千加「つか今日の体育違うのにしようよ」
原田「でも近藤さんに言われたし?」
一恵「別に体育くらい大丈夫だって!なんならバスケとか走るかつ何かすることが欲しい」

単に走るだけは面白くないということだ

原田「確かにそれもそうだな…」
ベル「じゃあナイフ投げしようぜ」
「「「バカ野郎」」」

殺す気かクラスメイトを…

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作者名:そうせん | 作成日時:2014年1月2日 22時

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