114話 ページ4
楽しい時間は経つのは本当に早い
気づけばもう1ヶ月くらいでこの学園が終わってしまう
貴「人間の理解はされないまま終わるのかな」
Aは思っていた
この時期になっても理解できないのはバルドルと月人くらいだ
互いにとてもめんどくさい二人
ロキも昨日理解してくれたようだ
だがバルドルが暴走してしまった
Aのいる向こうで皆が激しい戦いを繰り広げている
貴「!!!!・・・月人も枷が取れたんだ・・・」
トト「A」
貴「トト・・・」
背後から来たトト
トトも神に戻っている
トト「お前は、行かないのか」
バルドル・フリングホルニを助けに
貴「・・・私は・・・こういう時に動けない弱虫なの」
助けたい
バルドルを
私の大切な大切な友人を
皆みたいにありったけの力を使って
でも私はそんな勇気がない
トト「・・・」
べしっ
貴「いっ!?」
トトは突然Aの頭を叩いた
貴「なななに!?」
トト「甘えるな!貴様は・・・誰よりも・・・どんな神よりも人思いだ!!!!そして日ノ本の国の最高神だろう!!」
"自分の心に嘘をつくな"
貴「自分の心・・・」
私はどうしたいの?
私はなんでここにいるの?
貴「私は・・・
バルドルと・・・まだ・・・皆といたいっ」
トト「ならそのあいつたちとともにいたいならどうするべきなのか、今何をすべきなのかわかるだろう」
貴「・・・そうね」
今私がすべきなのは・・・
パァァァァァァア
Aは光に包まれた
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雪菜&美雪(プロフ) - 最後の終わりがサイコーです!私、ロキ大好きなので感謝してます! (2015年4月17日 4時) (レス) id: 58b2649937 (このIDを非表示/違反報告)
れな☆ - すばらしいです。 感動しました(泣) (2015年3月15日 11時) (レス) id: dbeb5bd6ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆずき(プロフ) - とっても楽しかったです。 (2014年12月5日 20時) (レス) id: b1fdc2fa0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そうせん | 作成日時:2014年11月2日 16時