何処にも属せない私８【葬儀屋】 (ページ25)

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番外編ページ25

Aが死神になってから･･･

｢Aさん!!!!!!すみませんこれお願いしてもいいですか!?｣

貴女｢はーい！｣

｢Aちゃんこっち手伝ってくれー!!!!!!!!｣

貴女｢今行くから待ってー!!!!!!｣

あっちこっちでAは引っ張りだこ

ア｢･･･妬けるねぇ｣

グ｢嫉妬深い男は嫌われるわヨ｣

ア｢君が小生の立場なら君も妬くよぉ｣

グ｢否定しないワ｣

あ、しないんだ･･･

グ｢たっく、あの娘は何なのヨ｣

入って間もないっていうのに既に中の上の立場まで上り詰めた

そしてこれからも上がり続けるでしょうネ

ウィ｢私達の上司になるのは時間の問題ですね｣

グ｢そうネ･･･え？｣

グレルは頭をぐぎぎぎ、とゆっくりと後ろへ遣る

グ｢ウィ、ウィル･･･｣

ウィ｢いい度胸ですグレル・サトクリフ。あの時言いましたよね、サボったら、と｣

相変わらずの無表情でそれを告げる

グ｢ま、待って、こ、これには深いわけがっ｣

ウィ｢ならその訳とやらをお聞かせ願います｣

いつもならそんなことを聞かずに問答無用でつれていくウィルがそんなことを言った

グ｢ぇ･･･あ、･･･えと･･･うん･･･｣

ウィ｢あと5秒以内に言わなければ減給かつ残業をしてもらいます｣

もちろんたっぷりとです

ア｢グレルに理由なんかあると思うかい？｣

ウィ｢いえ全く｣

グ｢ハイアタシは無意味にサボってましたぁー!!!!!!!!｣

耐えられなくなったグレルは白状した

ウィ｢椅子に縛り付けてやらせますからね。因みに、今Aさんが忙しく働き回っているのはあなたの残した仕事が大半です｣

ア｢グレルやっておいで｣

そうしてウィルに引きずられていくグレル・サトクリフさんでした