何処にも属せない私８【葬儀屋】 (ページ3)

今日:21 hit、昨日:7 hit、合計:41,104 hit

死神組ページ3

すたたたたっ

死神組は悪魔組と違い、軽く小走りしている

グ｢んもぅ。アタシAとペアが良かったのにぃ！でもこのメンバーも最高ヨ♡｣

ア｢別にそんなこと聞いてないからねぇ｣

というか誰も聞きたいと思わないと思う

グ｢もう、そんな釣れないこと言わないで♡｣

ウィ｢もっとましなことを考えたらどうですか｣

相変わらず冷たいわね♡

グ｢てか思ってたんだけど、これゴールどこか言われてなくない？｣

｢｢･･･｣｣

確かに

ア｢じゃあどこにこれは向かってるんだろうねぇ｣

ウィ｢わかりかねます｣

するとグレルがうふふふふ♡と笑った

グ｢なら･･･｣

グ｢アタシのゴールはAの腕の中ヨーー！！！｣

いきなりスピードをあげた

ア｢！｣

そういう手があったか･･･

ア｢行かせないねぇ｣

グ｢あんたくんじゃないわヨ！！｣

ア｢あんまふざけたこと言ってると仲間でもぶっ飛ばすからねぇ｣

グ｢上等だってのぉ!!!!!!｣

相変わらずここは犬猿の仲

ウィ｢(ﾋﾟｸｯ)二人とも止まってください！｣

｢｢え？｣｣

もう時すでに遅し

ぶぉおおおんっ

ア｢！よっ｣

華麗によけたアンダーテイカー

グ｢え？･･･ぎゃぁぁぁぁぁあ!!!!!!｣

グレルは大きな石像の下敷きになった

ウィ｢･･･だから言ったんです｣

無様に下敷きになったグレルを見下しながら言う

ア｢ありがとうウィル｣

ウィ｢いえ｣

くいっとメガネを上げる

グレルはピクピクと動くがどう見ても失神してる

ア｢･･･この子どうする？｣

ウィ｢いらないので捨てましょう｣

ア｢･･･ストレートだねぇ｣

いらないから捨てるってなんも迷いもなくいったねぇ笑

ア｢じゃあそうしようか｣

"じゃあ～ね～グレル"とひらひらと手を振ってこの場をさった２人