何処にも属せない私８【葬儀屋】 (ページ20)

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別れページ20

ジ｢今までサンキュ。こうなる事は薄々何か分かってたけど･･･俺あんたと少しの間でも入れて幸せだったぜ｣

貴女｢ジルさん、私もジルさんはお兄様とはまた違うと兄さんみたいでとても楽しかったです｣

するとジルはしてやられたような顔をした

俺が･･･

兄さん?

ジ｢ぶっｗたっく･･･姫さんは最後までよっくわかんねぇわ｣

貴女｢え？｣

ジ｢ま、幸せになれよ｣

そのまま頭をぽんぽんとなでた

あぁ

なんて不器用な人なんだろう

アル｢いくぞ｣

｢｢はい｣｣

そして３人は並んだ

ア｢アルフレッド｣

アル｢ん？なんだい｣

ア｢ありがとう

《義兄さん》｣

アル｢お前今度あったらぶっ殺すかんな｣

それだけ言い残して３人は黒い何かに包まれて消えた

シ｢･･･最後まで嫌がらせするなよアンダーテイカー･･･｣

はぁ、とため息をつくシエル

ア｢こういうのは最後までやらないと面白くないだろう?｣

貴女｢そういう問題なの･･･｣

セ｢はぁ･･･全く、こりませんね｣

アンダーテイカーは楽しそうに"ヒッヒッヒ"と笑うのだった

ウィ｢さて･･･そろそろ我々も行きますか?｣

グ｢えぇー!?もう少しいいじゃない!!アタシとセバスチャンのあまぁい時間をまだ堪能してないワ!!｣

その瞬間視界からグレルが消えました

貴女｢グレル!?｣

グ｢･･･｣ピクッピクッ

シ｢痙攣して気絶してるぞこいつ｣

思い切りお盆を投げつけたのはセバスチャン

セ｢すみません、ついてが滑って｣

いやこれは滑ってのレベルじゃない

貴女｢ウィルさん、もう行きますか?｣

ウィ｢あまりここでのんびりはできませんからね｣

のんびりして仕事をほったらかしにすれば仕事がどんどん増えるだけ

ア｢そうだねぇ。行くとしようかぁ｣

貴女｢わかったわ｣