何処にも属せない私８【葬儀屋】 (ページ16)

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歳ページ16

アル｢でも今くらい強くなれたのは300歳を超えてからだったんだ｣

貴女｢･･･｣

ちょっと待って？

貴女｢お兄様今いくつなの？｣

アル｢？583歳だよ？｣

貴女｢ごっ･･･｣

583歳!?!?!?!?!?

見た目はなんかイケイケの20代なのに!?

ジ｢悪魔は若くて力のある時の姿で姿が変わらなくなるんだぜ、姫さん｣

貴女｢え!?そ、そうなの!?｣

グ｢そうネ。アタシたち死神だってそんな大して変わらないわヨ｣

貴女｢えぇ!?!?!?!?｣

うっそぉ!?!?!?!?!?

ノ｢成長が止まるのはその人次第なんだよ～。だから僕はこの姿で止まったの！｣

た、確かにノエルくんはすごく幼いと思う

でも年齢は･･･

ノ｢実は僕611歳なんだ☆｣

貴女｢･･･ってお兄様より年上!?!?!?!?｣

ノ｢うん！｣

なんか･･･

もう、よくわからなくなってきたよぉ(´；ω；｀)

貴女｢じゃ、じゃあアンダーテイカーとかは？｣

ア｢企業ひ、み、つ♡｣

貴女｢セバスチャン！｣

セ｢トップシークレットですね｣

誰も歳を言おうとしない

それだけ歳を重ねているということだろう

アル｢A、僕たちが人間の年齢で年寄りなのは当たり前だろう？｣

ア｢そうそう。小生たちと人間では生きる時間が全く異なるんだからねぇ｣

人間は長く生きれて約100年が限度だろう

しかし悪魔や死神はそれをはるかに超す年数生きる生き物

貴女｢じゃあ私もそんなに長生きするのかな･･･｣

ア｢してもらわないと困るねぇ｣

アル｢ま、A｣

アルフレッドはAを見つめる

Aも見つめ返す

アル｢･･･君がこいつを選んだなら僕はおとなしく帰るさ｣

貴女｢お兄様･･･｣

ｸｽｯと笑ったアルフレッド

アル｢でもさ、ひとつ約束して｣

約束？

貴女｢何？｣

アル｢もう二度と、悪魔界には来てはいけないよ｣

頭を何かの鈍器で殴られたような感じがした

もう二度と悪魔界には行けない？

お兄様に会えない？

ジルさんやノエルくんとも？

どうして？