目覚め ページ3
シ｢気にしなくていい。逆によかった｣
セ｢そうですか、ならばよかったです。それに…｣
シ｢それに?｣
セバスチャンは口元に指を置いて微笑みながら言う
セ｢あそこから出たいというのはA様の願いでもあったようでしたから｣
シ｢…そうか…｣
すやすやと眠る姉をただ見つめる弟 なんとも仲睦まじい姿なのだろう これがあのファントムハイヴ伯爵など誰も思はないだろう
セ｢…｣
坊ちゃんはよほどお嬢様を好いておられるのですね…感情が覚めてしまった貴方でも、お嬢様を愛する心だけは残っている…
シ｢姉様…｣
シエルは心配層に見つめるだけ
貴方｢ん…シ…エル…?｣
ぼんやりとした目でシエルを見つけたA
シ｢姉様!｣
貴方｢シエル…｣
上半身をむくりと起こしたAにシエルは抱きついた そして数秒後はっ、と自分のしたことを理解する
シ｢ごごごこめんなさい!!!!!｣
貴方｢ふふ、気にしないでシエル。昔はしょっちゅうだったじゃない?｣
シ｢でも…｣
昔と今は違う…過去と今は違う
貴方｢そんなくらい顔をしないで?私の可愛い義弟｣
シ｢姉様…セバスチャンから聞きました。姉様は｣
貴方｢えぇそうよ｣
Aはシエルが本題をいう前に言った
貴方｢私は悪魔と死神の間に生まれだ何処にも属せない異端者よ｣
そういうAは悲しく笑う
貴方｢こんな姉なんて恥ずかしいわよね。ごめんなさい｣
シ｢謝らないでくれ姉様。僕はそんなこと気にしてないし気にしない｣
はっきりと言い切った
シ｢例え姉様が人とは違うものでも僕にとっては大切な姉様なのに変わらない｣
"だろう?"と聞いてくるシエル
…シエル…貴方はなんでそんなにも私のことを思ってくれるの?こんな…こんな私なのに
貴方｢シエル、貴方は大人ね。私なんかよりもずっとずっと大人｣
シ｢そんなわけ無い。姉様は僕なんかよりずっと大人だ。僕が姉様の立場ならきっともうここにはいたくないし消えたいと思う｣
姉様はとても強い心の持ち主だ
シ｢ま、結局姉様は僕の姉様だろ?｣
どやぁ、とニヒルに笑うシエルにAは笑ってしまう
貴方｢もう…｣
セ｢気分はいかがてすか?お嬢様｣
貴方｢セバスチャン。大丈夫よ、ありがとう｣
セ｢元気そうで何よりです｣
"荒い運び方で申し訳ありませんでした"と頭を深々と下げる
なぜかさっきから頭を下げっぱなしのセバスチャン
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アーちゃん - シリーズ最初から最後まで誤字脱字が多過ぎて読みづらいです。内容は面白いのに勿体ない！読み直した方が良いのでは？ (2017年12月7日 23時) (
レス) id: 56ca79e25b (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 面白かったです。更新されるのを楽しみに待っています(^-^) (2014年7月12日 22時) (レス) id: ec5cf950ac (このIDを非表示/違反報告)
ＡＭＩ - 更新楽しみにしてます(^ω^) (2014年7月4日 20時) (レス) id: a8e9a9c002 (このIDを非表示/違反報告)
ＡＭＩ - そうせんさん、了解デス★ (2014年7月4日 20時) (レス) id: a8e9a9c002 (このIDを非表示/違反報告)
そうせん(プロフ) - ＡＭＩさん» いえいえ。また何あればコメ、してくださいね! (2014年7月4日 6時) (レス) id: d90f706512 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そうせん
| 作成日時：2014年4月30日 23時
