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「あなたたち…何を盗んだの？」
「「何も盗んでない！！！」」
ザリッ………ザリッ………
ゲストの2人は、ふと気づいた
目の前の女性が、何故か青白く光っていることに
さっきまではそんなことはなかったのに
目の前の女性は恐怖する自分たちと違って、何故か薄らと笑っている
何もかもが、恐ろしく見えてきた
「俺たち海賊がどんな思いでお宝を集めたか……
お前たちには想像もできねえだろう……
時には嵐の海に落ち……
時には何日も飲まず食わずで倒れ……
仲間を失いながら、それでも航海を続けてきた……
ヨオオォォ━━━……ホオオォオオ━━━━━………」
「ああ、海賊のものを…盗んだのね」
ザリッ…ザリッ…
「ち、違うけど…
……てか、まさかさっきの人たちが話してた海賊のゴースト！？」
「もう許してもらえたんじゃなかったの！？」
「俺たちには覚悟があった。
お宝のためなら命を懸けてもいいっつー覚悟がな……
お前たちはどうだ？」
ザリッザリッ！
どこかから聞こえてくる海賊のゴーストの声
引きずる音が近づいてきている
「ね、ねえ。音がどんどん近付いてきてる…」
「どこにいるんだ！？」
「俺たちが必死に集めたお宝に手を出すってことは……」
ザリッ！！ザリッ！！
「……俺らと戦う覚悟があるってことだよなぁ！！」
突然現れた海賊のゴースト
それを見たゲストたちは思い切り息を吸い込み、叫んだ
「ぎゃ━━━━！！！！！
出た━━━━━━！！！！！」
「ゴ、ゴーストだ━━━━！！！！」
「に、逃げるぞ！！！！！」
男のゲストは咄嗟にさっき会ったばかりの女性の腕を掴んで走り出す
同じタイミングで女性ゲストもまた走り出した
「海賊のお宝に手をつけたヤツがどんな目に遭うのか……
その身をもって思い知れ！がおー！」
海賊のゴーストもそれを追ってきて、追いかけっこ状態へとなった
「ひぃ〜！！！なんだよアレ！！」
「知らないよ！！ていうか！その人連れてきたの！？」
「だ、だって咄嗟に掴んじゃったんだよ！！」
自分たちは息を上げて走っているというのに、何故か、彼女は一切息は乱れていない
そしてさっき気づいた青白さはその時よりも強くなっている気がする
「ふふふ」
「「！？」」
「アーッハッハッハッ！！！！」
「え、え、なになになになになに！！！！
なんか急に笑い出したんだけど！！！」
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哭狼 - 江さま、続編おめでとう御座います！凄く面白かったです、サバナクローの脅し+αに夢主の迫力演技に推しの呪いの金貨エピソードが出て来てニヤニヤでした最高です！海賊レオナ寮長に見惚れる夢主が可愛い！途中で帰って手料理とか最後までラブラブでご馳走様でした。 (2020年12月20日 0時) (
レス) id: 8f6a028458 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ゆうなさん» ゆうな様。コメントありがとうございます！えっへぇぇて笑 そしてすごい好きって沢山言われた笑 とても嬉しいです笑 これからも楽しく読んでいってください！ (2020年12月12日 19時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - えっへぇぇ、めっちゃ好きもう好き話すき面白くて好きすきすきです。 (2020年12月11日 14時) (レス) id: 1fc8fa02db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年12月7日 22時
