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「このままじゃ海賊のゴーストに襲われちまうぜぇ！
早く探し出さねえと！」
「おーい、本当にいないのかー！」
サバナクロー寮生の声は聞こえる
けれど体がいうことを聞かないゲストたちは心の中で助けを呼んだ
だがそれがサバナクロー寮生に届くわけもなく
「…………返答はないな。あっちを探そう！」
寮生たちの立ち去る音だけが聞こえ、寮生が完全にいなくなった頃に
「「助けて━━━━━━━━！！！！！！」」
声が出た
「……はっ！く、口が開いた。手足も自由に動くよ！」
「よかったああ！呪いがとけたのか？」
「きっとそうだよ！今のうちにコロシアムから出よう！
またカチコチになるとか勘弁だし」
「シシシッ……
アイツらガタガタ震えてたッスね。かわいそ〜」
「はっ。せめてそのニヤニヤ笑いをやめてから言ってやれ。
……俺とラギーのユニーク魔法で、お膳立ては完璧やった。
あとはジャックとAがうまくやるだけだ。
1年の意地を見せてもらおうじゃねぇか」
裏でニヤニヤと笑う2人はお膳立てしたあとはもう、傍観を決め込むことにした
「もうすぐで出口が見えてくるかな」
「はあ〜ほんと最悪。
こんなに変なことばっかり起こるなんて……」
「だな〜〜。
でもハロウィーンらしい思い出ができたとも言えるじゃん？
あーあ。せっかくなら動画撮っときゃ良かった。
宝物が砂になるとかマジカメでバズりそう……」
「……………………。」
彼らはそそくさとここからあとにしようとすると。ふと自分たち以外のゲストがいた事に気づく
「あれっ？私たち以外にゲストいたの？
あのー！そこの女の人ー！」
「はい？」
「あの！もうここから出た方いいですよ！
なんか凄い気味悪いっすよここ」
「そうなの？」
ザリッ……ザリッ……
ゲストたちが見つけた違うゲストと一緒に出ていこうと彼らが説得していくと、妙な音が聞こえる
「え？今のなんの音………？」
「知るわけねえじゃん。
なにかを引きずってるっぽい音だけど……
あの、なんの音が知ってます？これ」
「さぁ……」
ザリッ………ザリッ………
何かを引きずる音は消えず、また聞こえてきた
だが今度はその引きずる音だけではなかった
「おーまーえーたーちぃ━━━…………」
「ひっ！いいい、今の誰の声！」
「薄汚え…盗人めぇ━━━……」
「ぬ、盗人！？なんの話！？」
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哭狼 - 江さま、続編おめでとう御座います！凄く面白かったです、サバナクローの脅し+αに夢主の迫力演技に推しの呪いの金貨エピソードが出て来てニヤニヤでした最高です！海賊レオナ寮長に見惚れる夢主が可愛い！途中で帰って手料理とか最後までラブラブでご馳走様でした。 (2020年12月20日 0時) (
レス) id: 8f6a028458 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ゆうなさん» ゆうな様。コメントありがとうございます！えっへぇぇて笑 そしてすごい好きって沢山言われた笑 とても嬉しいです笑 これからも楽しく読んでいってください！ (2020年12月12日 19時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - えっへぇぇ、めっちゃ好きもう好き話すき面白くて好きすきすきです。 (2020年12月11日 14時) (レス) id: 1fc8fa02db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年12月7日 22時
