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「どうしたんだい、獅子の君。
苦虫を噛み潰したような顔をして」
「うるせえ、俺はもう帰る。
あとはテメェらで好きなようにやれ」
「え、レオナさんもう帰るんですか？」
まだまだ飽きなど来ず、楽しいのに
帰ってしまうのか
しょぼん、と少し寂しいなと肩を落としているとレオナさんから予想外な言葉が飛び出でる
「お前も帰んだよ」
「ええ！？」
なぜ私も！？
「どうせラギーのことだ。
タッパーかなんか持ってきてんだろ。
それ貰って菓子でも何でも詰め込んでこい。部屋で食え」
「レオナさんの部屋で？」
「安っぽい茶じゃなく王族御用達の高級茶葉で容れた紅茶と一緒に食った方が上手いと思わねぇか？」
「うっ」
「それに俺はこんな飯よりお前の飯が食いてぇからな。
なんか作れ」
「レオナ、わがまま通り越して横暴っていうのよ、それ」
「うるせぇ」
私が悩んでる間にレオナさんはラギー先輩呼び出して本当に持ってきていたタッパーの小さいのを取り上げて私に押し付けた
「早くしろ」
「…はぁ、わかりましたよ」
「いい子だ」
ニヤリと笑うレオナさん
ああもう、私は本当レオナさんに弱い……
「嫌な彼氏ね」
「高級茶葉ならディアソムニアにもあるぞ？A」
「あんな陰気くせぇところで高級な茶ァ飲んでも不味いに決まってんだろ」
「猫には味がわからんだけだろう？
以前Aは美味しいと愛らしく笑って絶賛していたが」
「へぇ？良かったな。
だがそりゃ世辞って言うんだぜ。
箱入りトカゲ野郎にはそれもわからねぇのか？」
「Aあんた早くスイーツ入れてきなさい。
そしてレオナのことさっさと引き取ってちょうだい」
「ハイ」
結局、折角のパーティーは中盤からレオナさんの部屋に移動してしまい楽しむことは出来なかった
パーティー嫌いのレオナさんだから仕方ないのかもしれないけど
(戻ったッスよ〜、レオナさん、Aくーん、て。なんスかこのお茶会スタンス！！)
(いやなんか、こう、やるなら徹底的にやろうと思いまして)
(本気出すところ間違ってる！！)
(ついでにパーティー会場から取ってきたローストビーフにちょい足しアレンジでローストビーフサンド作ってみました)
(食べるッス)
(レオナさんめっちゃ食べてるんで売り切れ御免です)
(レオナさん待ってオレも！！！)
終わり
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哭狼 - 江さま、続編おめでとう御座います！凄く面白かったです、サバナクローの脅し+αに夢主の迫力演技に推しの呪いの金貨エピソードが出て来てニヤニヤでした最高です！海賊レオナ寮長に見惚れる夢主が可愛い！途中で帰って手料理とか最後までラブラブでご馳走様でした。 (2020年12月20日 0時) (
レス) id: 8f6a028458 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ゆうなさん» ゆうな様。コメントありがとうございます！えっへぇぇて笑 そしてすごい好きって沢山言われた笑 とても嬉しいです笑 これからも楽しく読んでいってください！ (2020年12月12日 19時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - えっへぇぇ、めっちゃ好きもう好き話すき面白くて好きすきすきです。 (2020年12月11日 14時) (レス) id: 1fc8fa02db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年12月7日 22時
