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「いつもなら少しは食べるじゃないですか！」
「お前が作った料理のやつならな。それ以外は食わねぇ」
「……………………」
「………なんだそのぐしゃっとした顔」
「ちょっとキュンとしたけど喜んでいいのか悪いのかよくわからないの顔です。てか、ぐしゃっとした顔て」
私の料理なら食べると言われれば嬉しいけど、野菜は普通に食べてください
「…A」
「はい？」
「向こうにデザートのコーナーがあるぞ」
「！どこですか？」
「少し離れたとこ。向こう」
「行ってきていいですか？」
「好きにしろ。俺はここら辺にいる」
「わかりました！行ってきます！」
私も女子
甘いものには目がないのだ
甘すぎるのは勘弁して欲しいけれどもスイーツは大好き
だから私はパタパタと駆け足でレオナさんが言っていた方向へと向かった
ちゃんと、レオナさんのためにとったお肉はレオナさんに渡してからだ
「んーと……あ、あった！」
レオナさんの言う通り、デザートコーナーがあった
ずらりと並んだその中には購買で特別販売してたワッフルもある
「！これ食べてみたかったんだよね！」
りんごのジャムがかかったワッフル
購買行くたびに買おうかひどく悩んだものの、列がすごすぎて人使うのにきっと休憩全部使うことは目に見えていたため買わなかったのだ
「これと、これと…」
「Aくん」
「あ、ラギー先……量がすごい」
「こんなのまだまだ。食えるもんは食っとかないと！
それはそうと、Aくんは早速デザートッスか？」
「レオナさんにコーナーあるぞって言われて来ちゃいました」
えへへ、と笑うとラギー先輩もシシシッと笑った
「シシシッ、オレも匂いに気づいてみるだけ見に来たんスよ。
ちゃんとオレも後でデザート取りに来ないと。
どれが美味いとかってあるんスか？
まぁ、不味くても腐ってなけりゃ食うけど」
「え？まだ私も食べてないけど…味見してみます？」
「オレ今手がふさがってるんスよ、見ての通り」
「あー。じゃ、はい。あーん」
「！」
近くにあったフォークにさして一口サイズになっているスイーツを差し出してみると、ラギー先輩はキョトンとした顔を一瞬したが、すぐにどこか違う方向を見た
いや、見たというより確認した、というふうに見える
「…バレないならいいや。いただきまーす。
…………んー、美味い。
ピスタチオのムースが中に入ってるんスね」
「え！そりゃ美味しいに決まってる！」
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哭狼 - 江さま、続編おめでとう御座います！凄く面白かったです、サバナクローの脅し+αに夢主の迫力演技に推しの呪いの金貨エピソードが出て来てニヤニヤでした最高です！海賊レオナ寮長に見惚れる夢主が可愛い！途中で帰って手料理とか最後までラブラブでご馳走様でした。 (2020年12月20日 0時) (
レス) id: 8f6a028458 (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ゆうなさん» ゆうな様。コメントありがとうございます！えっへぇぇて笑 そしてすごい好きって沢山言われた笑 とても嬉しいです笑 これからも楽しく読んでいってください！ (2020年12月12日 19時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - えっへぇぇ、めっちゃ好きもう好き話すき面白くて好きすきすきです。 (2020年12月11日 14時) (レス) id: 1fc8fa02db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年12月7日 22時
