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＿＿＿SCENE 6
『はい・・・』
？？裕翔さんの声
あ、電話中かな？
会話が途切れ途切れにぼんやりと聞こえてきた
『・・ですね、はい、はい
Aちゃん・・・
いえ、、、お世話になってますから
引き続き・・・・様子・・』
え？
どういうこと？
まるで何かの責任でも負ってるような話しぶり
そういえば裕翔さんが私に親切にしてくれるのって何でだったの？
何か事情があったからなの？義務感から？
もしかして私がずっとここに居るのって、迷惑だった・・・？
裕翔さんの優しさに甘え切って、一人で舞い上がっていたんだという現実を思い知ると
一気に目の前が暗くなる
.
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作者名：冬香 | 作成日時：2021年5月13日 23時
