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「わたし、別に昔のお姉ちゃんの話を詳しくするつもりは微塵もありません。そして廉さんの昔の話も興味ないんです。そんな話、お互いが聞きたいと思って知りたいと思えた時にしてください。わたしはあなたがどんな人だろうと構いません。ヘタレだろうが不良だろうが、バカだろうがはたまた天才だろうが…あなたが廉さんならそれでいいです。お姉ちゃんに笑顔をくれた廉さんならどんな人でも問題ないです」
気がつくと、栄華の目から涙が伝っていた。
「…なんか突然来て生意気なこととかいってごめんなさい…。お願いします…どうか…もう一度お姉ちゃんに笑顔を取り戻させてくれませんか？」
廉は何も言わない。
でも先ほどのような険しい顔はもうしていなかった。
「嬉しかったです、まだお姉ちゃんのこと好きだと言ってくれて。わたし思うんです。2人が一緒にいればもう廉さんが辛い思いもしない、お姉ちゃんももう涙を流さないって！」
「きっと俺はまた、人を殴るよ」
「でもそれは誰かを思って…」
「あの時もこの時も全部、俺のため」
くるりと廉は背を向けた。
「綺麗にまとめようとしてるところごめんね？俺はやっぱり出来た人間じゃない。凜華のことは好きだよ？愛してる。でも俺はきっと彼女のそばにいてはいけない」
「は…？」
「また俺が彼女のもとに戻ったって現れるのは束の間の幸せ。凜華を本当に幸せにするのは俺じゃない」
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花木 悠愛(プロフ) - ゆーさん» コメントありがとうございます！キュンキュンしていただけたなら幸いですー(≧∇≦*)!! (2015年3月22日 17時) (
レス) id: adb19f22ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - キュンキュンしますね*これからも頑張ってください！ (2015年3月18日 17時) (レス) id: bb17b553d4 (このIDを非表示/違反報告)
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