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「ほらほら、あの子だよ！学年1位の頭の良さっていう…」
ひそひそと話し声が聞こえた。
絶対あたしのことだ、と凜華は思った。
「あたしに何か用？」
ちらちらと此方をみながら話していた2人の女の子に凜華は話しかけた。
「えっ…いや…」
「なに？今、あたしのこと話してたよね？」
「う…うん。頭いいよねって。すごいよねーって…」
女の子たちは急にしどろもどろになった。
「そう。確かにそうだね。あたしは頭がいいの。…そうだ。勉強、教えてあげてもいいよ？」
光栄でしょ？と凜華は微笑んだ。
女の子たちは後退りをする。
「いっ…いいよ！そんなの悪いよ！！」
そしてそういうと、逃げるように去っていってしまった。
「…あたしに気でも使っているのかしら」
気がつけば凜華は一人ぼっちだった。
「はーなーみーやーさんっ！」
後ろを振り返ると、いかにも勉強よりも見た目！といったような派手な格好をした女の子たち４人がいた。
嫌いなタイプだと思った。
「何か用？」
関わりたくないから冷たくあしらおうと思った。
すると1人の子が笑った。
「…出たよ？凜華さまってやつ！はいはい、ウチらバカには取り合う暇もありませんかー？」
凜華は顔を顰めた。
「用がないなら引きとめないでくれる？時間の無駄なのよ」
そしてそのまま踵を返して去ろうとした。
そのとき。
後ろからぐっと髪を引っ張られた。
「痛いわね！！なにすんの！！」
勢いよく振り向くと、1人の子に顔を掴まれた。
メガネが落ちた。
「…調子乗ってんじゃねーぞ？」
彼女のドスの効いた声に、凜華は背筋が凍るような気がした。
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花木 悠愛(プロフ) - ゆーさん» コメントありがとうございます！キュンキュンしていただけたなら幸いですー(≧∇≦*)!! (2015年3月22日 17時) (
レス) id: adb19f22ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - キュンキュンしますね*これからも頑張ってください！ (2015年3月18日 17時) (レス) id: bb17b553d4 (このIDを非表示/違反報告)
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