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マネージャーの車に乗り込んで、スマホを見るとメッセージがいくつか来とった。
その内の2件はAのお母さんからやった。
胸をざわつかせながら指を動かすと、
1件はマンションに無事着いたことが、
もう1件は、俺への労いと感謝の言葉が書かれとった。
そして、もうAは実家で引き取る、とも…。
とても丁寧な内容やっただけに、自分の不甲斐なさでいっぱいになった。
.
家に帰ると、すっかり部屋中のメモは剥がされ、綺麗に片付けられとって、Aの荷物や仕事道具がなくなっとった。
ああ、、、、。
もう、戻って来おへんのや、ここへは、、、、。
こんなつもりやなかった。
支え合って、ささやかに過ごすはずやった。
2人で居る幸せを、噛み締めながら過ごすはずやった。
出来るだけ長い時間、
もう少し、
あと少し。
俺がそうやって欲張ったぶん、Aの心はボロボロになってもうた。
2人で暮らした大切な日々を、こんな悲しい形で終わらせることになるなんて、思ってへんかった。
……こんなはずやなかった、、、。
綺麗な壁になった部屋で1人、なんとも言えへん虚無感に襲われて、立ち尽くした、、、、。
.
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ふう(プロフ) - キリアイさん» コメントありがとうございます！訳あってこのお話から離れていました。もう皆さん忘れてしまっているかな…と思っていたので、待ってていただけてとても嬉しいです！ありがとうございます(^^)これから厳しい現実に立ち向かっていく2人を応援していただけたら幸いです。 (2022年9月19日 18時) (
レス) id: 5f1038965c (このIDを非表示/違反報告)
キリアイ(プロフ) - 感想失礼します。更新、待ってました。もう、涙でいっぱいです。2人には、幸せになって欲しい。でも、難しい現実。これからの展開を楽しみにしています。ふうさんのペースで、頑張ってください。 (2022年9月19日 18時) (レス) @page40 id: c611dfe356 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふう
| 作成日時：2021年9月10日 16時
