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「こんな事して屋上に行けんのかよ!」


「つべこべ言わずに手動かして!」





私たちは、先生が爆破した屋上に続く道を通る為……必死に瓦礫をどかしていた。

全員で、力を合わせて。





「本当に間に合うのかよ?!」


「間に合わせんの…
弱音吐いてる暇ないから…ほら、手!動かして!!」





先生は死なせない、死なせるもんか……

先生が死んだら、私たちはきっと、止められなかったことを後悔する。


そのくらい……
先生の存在は、今の私たちにとっては大きな存在だから。



………その時、





「おぉ〜い」


「!!」


「誰か居る!?」


「誰か!誰か居ますか!?」


「ああ居るよ、しがない刑事がな」





刑事…さん?
確か、郡司警部……だったっけ。





「柊の所へ行きたいんだろ?
俺も手伝うよ」


「……いいんですか、郡司警部。
協力してくれるって……」


「これは、柊に協力するんじゃない。
君たちに協力するんだ」


「ふっ…はは、物は言いようってこと。
んじゃ、お願いします。

みんな、もう一踏ん張り行くよ」





私が手を動かし始めると、
それに続くようにみんなもまた、瓦礫をどかし始めた。

間に合え、間に合え。


いや、絶対に間に合わせる。



しかし……





「SNSマインドボイスの皆さーん。

柊一颯です。」





天井にあるスピーカーからは、
屋上にいるであろう先生の声が聞こえてきた。

もう、約束の時間だ。





「昨日説明した通り、このライブ中継を使って、
俺がなぜ立て篭もったのか……

全てを打ち明けます……。」





もうすぐ、この事件は終わりを迎えてしまう……。

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柊一颯LOVE - セレーナ・ラフィーネさん» どういたしましてこちらこそ宜しくお願いします (2020年1月18日 0時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - 柊一颯LOVEさん» ありがとうございます! (2020年1月17日 18時) (レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
柊一颯LOVE - 楽しみに待ってるからね頑張ってね (2020年1月12日 18時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - 柊一颯LOVEさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年1月11日 7時) (レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
柊一颯LOVE - セレーナ・ラフィーネさん» 作品凄く良かったよ主人公と柊一颯の絡みを沢山書いてね応援してるよ (2020年1月9日 5時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セレーナ・ラフィーネ | 作成日時:2019年7月18日 23時

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