検索窓
今日:10 hit、昨日:7 hit、合計:145,413 hit

4 ページ12

「冬華と甲斐って付き合ってたんだ〜。
え、いつから?」


「まあ、高校卒業してからも連絡取り合ったり、遊びに行ったりはしてたんだけど……

1年前くらいに隼人から告白されて……」





懐かしいな……
なんて思いながら、頬に熱が集中してるのがわかる。

いやさ?こういうの話すって恥ずいじゃん。





「ふーん、甲斐もついに告白したか」


「え、?」





香帆が長かった長かった、というのに対し…
何のことだかわからない私はフリーズ。

ついに、って何。ついにって。





「だって甲斐、高校の時から冬華のこと好きだったし」


「えっ?!」


「んなの、冬華以外のクラス全員知ってたよな。
なあ?」





石倉のその言葉に、
その場にいた全員がうんうん、っと頷く。

マジかよ、知らんかった。





「隼人!初耳なんだけど!!」


「言ってねえし。」


「えぇっ?!!」





だって、そんな素振り一度も……
ない、うん、よね?

え、恋してるってそゆこと??





「昔のことはもういいだろ」


「え、何隼人、照れてんの?」


「………悪いかよ」


「えっ、可愛い!!」


「いい加減にしろよ」





そう言ってデコピンされた。
痛かった。





「ねえ、ひとつ言いたいことがあるんだけどいい?」


「どーぞ?」


「………瑠奈がメッッッチャ可愛い!!!」





教室入った時から思ってた、
可愛さに…いや、美しさに磨きがかかった。

もう、可愛すぎるでしょ。





「あ、ありがとう?」


「少し見ないうちに綺麗になって……
うんうん、」




再会っていいね。
なんかこう…新鮮な気持ち。





「瑠奈といえば西崎は……
お、西崎!スーツアクターやってるってマジ?」


「マジだよ、ファイター田中さんの下についてる」



「「「えぇ!?」」」





マジだったかー…
ちょっと聞いた時はビビったわ。





「インドアのお前が何でだよ颯馬!」


「かっこよかったじゃん!」


「まあ、確かに?」


「それにしてもお前ら、変わり過ぎだろ」





石倉のそんな言葉に、笑いが起きた。

なんか、懐かしいわ。
あの頃に戻ったみたいで……


あ、でも、一つ言わせてもらうと……
石倉はあんま、いや、全く変わってないね。

5→←3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (66 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
508人がお気に入り
設定タグ:3年A組 , 柊一颯 , 甲斐隼人
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

柊一颯LOVE - セレーナ・ラフィーネさん» どういたしましてこちらこそ宜しくお願いします (2020年1月18日 0時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - 柊一颯LOVEさん» ありがとうございます! (2020年1月17日 18時) (レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
柊一颯LOVE - 楽しみに待ってるからね頑張ってね (2020年1月12日 18時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - 柊一颯LOVEさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年1月11日 7時) (レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
柊一颯LOVE - セレーナ・ラフィーネさん» 作品凄く良かったよ主人公と柊一颯の絡みを沢山書いてね応援してるよ (2020年1月9日 5時) (携帯から) (レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:セレーナ・ラフィーネ | 作成日時:2019年7月18日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。