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「せ、セーフ……」
さっき先生を助けたばっかだから、先生より遅くなることはないけど……
私は、ダッシュで教室に駆け込んだ。
「おはよう、冬華！今日は遅かったね？」
「おはよー、さくら。
先生が招集かけた今日に限って寝坊しちゃってさ〜……普通に焦ったわ」
朝起きて、目覚まし止めて、……目を疑ったよ。
あそこで二度寝してたら、遅刻確定だったよね、危ない危ない。
「なんかドア開かないんだけど！」
「なんで？ついに壊れた？」
「いや、急すぎだろー」
いつにも増して、教室の後方が騒がしい。
騒がしいのはいつもの事だけどさ、今日は後方だけが異様に騒がしい。
「あれ、何かあったの？」
「なんか、後ろのドアが壊れたらしい…」
「え、いきなり。
でも、心底どうでもいいんだけど」
じゃあ、今日も一日頑張ろー！おー！
っと、私はさくらと離れて自分の席へと向かった。さくらは一番前、私は一番後ろ…っと正反対。
「冬華、おはよう」
「あーっ！唯月！おっはよーー！！」
ぎゅーっと抱きつけば、頭をポンポンっと撫でてくれる……唯月、お母さんみたい。
なんてことは、口が裂けても言えません。
「今日も馬鹿全開だね」
「それが私だから？」
「冬華は黙ってれば美人なのにね〜」
「ちょっと、涼音、どういう意味？！」
唯月の横からヒョコっと顔を出した涼音に、さらっと酷いことを言われました。
黙ってれば美人って………
よく言われる。
見た目は清楚系女子なのに、喋ると馬鹿丸出しだって。
「そのままの意味だよ〜」
「ムカつく…」
「ゴメンって」
謝られたら……許すしかないでしょーっ！！
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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - いちきんぐさん» あぁ！ごめんなさい！ありがとうございます笑 更新ゆっくりかと思いますが、頑張ります！ (2019年2月17日 7時) (
レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
いちきんぐ - 石倉くんの漢字が岩倉くんになってましたよ 更新楽しみにしてます (2019年2月17日 6時) (レス) id: 1eed6503a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーナ・ラフィーネ
| 作成日時：2019年2月16日 23時
