３６［JM］ ページ38
次の日。
朝５：００に起きた。
携帯を見るとすでにメニューが送られてきている。
３ｋｍのランニング、筋トレ、体幹トレーニング、そして、柔軟。
『げ…柔軟。』
私は、すごく体が硬いので、柔軟はできればやりたくなかった。
みんな、まだ寝ているようで起こすのも気が引けたので、
”ランニングにいってきます”と書置きをしてそっと出る。
とりあえず、ここから1.5ＫＭ先のコンビニまで走って、折り返して宿舎までもどる。
朝早いこともあり、人なんてほとんどいない。
なんだか、時間が止まっているみたいだった。
『うわ、汗びっしょり。』
でも、まだしなきゃいけないメニューがあるので、汗でぬれて気持ち悪いのを我慢する。
ひぃひぃ言いながら体幹トレーニングを終わらせたあと、ちょうどジミンさんが入ってきた。
JM「A起きてる〜？…って、びしょびしょじゃん！」
『毎日のトレーニングしてました。』
JM「終わった？」
『まだ、あと柔軟が。』
と、足を開くが90度くらいしか開かない。
『うっ…。』
JM「体硬いんだ。」
『そうです。柔軟性だけどっかに忘れてきました。』
JM「…。手伝ってあげようか。」
『えっと、ありがたいんですけど、汗かいてるんで。』
JM「大丈夫。」
と、ジミンさんは私の後ろにすわって、背中を押し始める。
『すみません…。ありがとっ…！？ちょ、ちょっとまっ！』
ジミンさんは私の制止も聞かず、どんどん体重をかけてくる。
『いだだだだだ！！』
JM「そんなんじゃ、いつまでたっても柔らかくならないよ。
あ、膝曲げちゃダメ。」
『まってくだｓ…いいいいいいい！』
し、死ぬ。これは確実に。
JM「はい、次。脚閉じて。」
『いや、あの、ひとりでできます。』
無理やり足を閉じさせられ、ジミンさんも私を挟むように足をのばす。
ジミンさんはその状態で私の手首をつかむと、そのまま体を倒し、長座体前屈をする。
『む、無理無理無理！…無理ですってばあああ！』
ジミンさんはめちゃくちゃ体が柔らかいらしく、すごく曲がるので、ジミンさんの体重と力で無理やり限界を突破している。
しばらくして、解放された。
『しぬかと、おもった。』
JM「毎日、手伝ってあげる。」
ああ、神様、私の足はいつまでもつんでしょうか…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 597人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
依織(プロフ) - こちらこそ、ありがとうございました！設定をプロフィールに記載しました。とても助かります！続編もぜひよろしくお願いします。 (2021年2月4日 10時) (
レス) id: 4e07eb6827 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - リクエストきいてくださりありがとうございました！７人もSECOMがいて心強いですね(笑)設定も教えてくださりありがとうございます！理解しました！主人公ちゃんのプロフィールのところに記載があると読みやすくなるかもしれません(生意気に意見してすみません;) (2021年2月4日 0時) (レス) id: c35d81d332 (このIDを非表示/違反報告)
依織(プロフ) - ヒロインちゃんは日本では歌番組に出演したり、ライブをしたりそれなりに人気はあった設定です。韓国では最近若者の間で人気が出てきてる感じなので、BTSのメンバーたちは知らなかったことにしてます！ (2021年2月3日 1時) (レス) id: 8921a05f37 (このIDを非表示/違反報告)
依織(プロフ) - カナタさん» はじめまして〜。カナタさん！リクエストありがとうございます！ぜひ、書かせていただきます！これからもよろしくお願いします<(_ _)> (2021年2月2日 11時) (レス) id: 4e07eb6827 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - ちなみになんですが・・・ヒロインちゃんは日本でどれくらい知名度が有るアーティストなのか…韓国に呼ばれてパフォーマンスするくらいなので韓国ではどれくらい知名度がある設定なのかが気になりました！ (2021年2月2日 11時) (レス) id: c35d81d332 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：依織 | 作成日時：2021年1月27日 16時
