＊7駅目＊ ページ7
「おっはよー！
親方、今日も稽古お願いしやすっ！！」
照「おうっ！おはよう！
今日の稽古はきついから覚悟しとけよ！
…って、俺親方やないわっ！」
「さっすが照史、調子ええなー。」
今日は照史と二人でラジオ収録。
照「こんばんはー！！
ジャニーズWESTの桐山照史と」
「小瀧望でーす！！
よろしくお願いしまーす！！」
照「今日ののんちゃんテンション高いなー。
何か良いことあったん？」
さっすが照史！フリが上手いなー。
「いやー今日ここに来る時にな、電車に乗ったんやけど満員電車やってん。
そしたら急に電車が揺れてバランス崩したら目の前におった女の子を壁ドンしてもうて！
いやードキドキしたわー。」
照「え…めっちゃ羨ましいんやけど！
てか壁ドンやる方もドキドキするもんなん？」
「そりゃーしますよ！
演技とはまた違ったね、緊張感がね。
…てことでここで新コーナー！
のんちゃんの落とし物情報コーナー！！」
照「ん？何それ？俺聞いてないんですけど…？」
「やって俺が今決めたから！
さっきの壁ドンの話にはまだ続きがあってん。
俺が壁ドンした子がこれ落として行ってしもてん。」
俺は照史に拾った定期ケースを出して見せた。
照「いや、俺に見せてもリスナーさんに伝わらへんやん。」
「あ、ごめんごめん！
この、ピンクの定期ケースなんやけど、心当たりある人はこのラジオの宛先まで
メールやはがきで知らせてくださーい。」
照「名前はわからんの？」
「んーと…A…ちゃんかな？
Aちゃん、このラジオ聞いていたら連絡よろしくなー！！」
照「まぁ、このラジオが放送される頃には一カ月前の話とかになっとるかも知れへんけどな。」
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作者名：虹色流れ星 | 作成日時：2017年9月13日 22時
