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＊46駅目＊ ページ46
ー数年後ー
どこまでも青空が続く空の下、
私は今、とある協会にいる。
純白のウエディングドレスに身を包んで。
そう。
今日は私の結婚式。
相手はもちろんー…
"A！！"
新婦控え室の入口を見ると
白いタキシード姿の私の旦那様が立っていた。
『望。』
私が結婚する相手はもちろん望。
今日は私と望の結婚式。
あの後私たちは順調に交際を続け、
特に大きなスキャンダルに合うこともなく
無事、今日を迎えることができた。
あの時と変わったことと言えば
お互いの呼び方が
"望"
"A"
と呼び捨てになったこと。
結婚するにあたり、ファンに向けて報告もした。
祝福してくれる人、望のファンを辞める人
賛否両論だったけど
ジャニーさんが私たちとの結婚を許してくれたこともあり
多くのファンは私たちとの結婚を応援してくれてるみたいだった。
「A、キレイやで。」
『望もかっこいいよ。』
お互い似たようなことを言って
微笑み合った。
「A、俺を信じて一緒になってくれてありがとぉ。」
ーあの時、あの時間、あの電車、あの車両に乗っていなかったら出逢うことのなかった2人。
一般人とアイドルの壁を超えて乗り越えた恋。
「A」
『望』
"出逢ってくれてありがとう。"
ーFinー
.
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作者名：虹色流れ星 | 作成日時：2017年9月13日 22時
