今宵116 in弥 馬鹿 ページ24
勤「じゃあ、僕はコレで。
バイバイ。お二人さん。」
そう言うと、共有の弟は
男子寮へと走って行った
ったく、
此方にも何か言わせろっての
でも、
共有の弟が言った通り……
人と人との考え方は違うからな。
夜空の星は輝いていて、とても綺麗だ
まるで、あの時まで生きていた
彼奴みたいに…
けど、彼奴はﾀﾋんだ
その時、彼奴は何と言ったか
俺は、覚えて居ない
思いだそうとすると、苦しくなる
それが一番の罪と知っていながらも
『「自分と他人が違うのは
少しだけ………怖いかな
判りあえてるか、判らないから。」』
！？
隣を見ると彼奴の声は聞こえたのに
隣には、
Aが座って居るだけだった
でも、それで判った
今その言葉を発したのは
彼奴じゃなくて、Aなんだと
………けど、何故だろう？
その言葉を発したのが彼奴なら
可愛げが少しはあったのに
コイツが言うと…何か……
キャラが崩壊してる様にしか見えない
それに、急にキャラ崩壊されると
此方だって、調子が狂う
弥「判り会えてるとか
判りあえてないとか
そう言う不安持って生きてたら
限がねぇよ。
お前は、お前らしく
馬鹿やってたら良いんじゃねぇの？」
すると、Aは
しばらく俺の言葉を無視して
ボーッとして居た
そして、俺は
そんなAに対する
イラァ度がどんどん上がっていった
A「………ﾊｯ！！
何やら、もの凄い殺気が！？
しかも横から！
((弥「ほう、俺の有難い慰めの一言も
聞いてなかったのか？
お前は……………
許さん」
えっ？ちょ、弥さん
私、寝てたアル！無実アル！！
そんな私に語りかけた
弥さんが悪いアルよ！？」
弥「知るか。
ま、寝てたんだったら仕方ないから
許してやるけど、今度は許さねぇから。」
やっぱり、
何時もの馬鹿じゃねぇと調子が狂う
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作者名：今宵 赤雀 | 作成日時：2014年12月14日 17時
