今宵69 大★遅★刻★DA ページ21
A「大遅刻…しちゃったぁ〜。」
紗「ふぉぅわぁ……仕方ないですよ
アレだけの量のゲームを
一晩でクリアしたら、そりゃ
目も脳も疲れて遅刻しますよ。」
A「否、でも
殆んどは紗々ちゃんだよね！？
紗々ちゃんってゲーマー！？
瞬間的スピードでクリアしたよね！？」
ほぼゲームを
クリアしたのは紗々ちゃんで有る
私は一個…なのにぃ…
え？何で昨日
そんなにゲームをしたかって？
それはねー
〜〜〜〜〜〜〜〜
雫「ゲームしようぞ！」
紗「雫さんと同じくですｯ！！」
開けられた扉の向こうには
雫ちゃんと紗々ちゃん
と段ボールの中に入った大量のゲーム
これは、もう…
やるしかないでしょ！！
A「OK！」
〜〜〜〜〜〜〜〜
と言う事で
その段ボールの中のゲームを
全てやろう！的な空気になり
本当にやった結果、
寝不足→朝無理→大遅刻確定★
となったのだ
だが、雫ちゃんは、朝が強いらしく
私達の朝食をちゃんと作って、
学校へ向かったらしい
朝が強いって…憧れる
因みに朝食は安くて、早く作れる
洋食ではなく、
そこそこ高くて、手間がかかる
和食だった
お米もちゃんと炊いてあったので
多分、一時間はかかっている
雫ちゃんの良い子度は
感動する程高いのだろう
顔と言い、性格と言い、
体型と言い、面倒見と言い…
何処まで完璧なの！？
良い子過ぎて撫で撫でしたいよ！？
撫でたいよ！？
紗「雫さん、良い人ですよねー。
後でお礼でも言いに行きますか…。」
A「私はそのついでに…
否、むしろ…それがご用件で
雫ちゃんの頭を撫でに行こう♪」
紗「アハハ…
あ、私の事は呼び捨てで良いですよ？
そっちの方が馴れてますし。」
A「んー、ならそうするかな！」
と大遅刻なのにゆっくり会話を
しながら学校へと歩いていた
すると
A「アレｯ？閖じゃん。
おーい、馬鹿閖ー！！」
校門の所に座りこんで居る閖を発見
顔は青白く、病人っぽい
閖は、今まで瞑っていた目を開くと
私達を見る
閖「あぁ、馬鹿Aか…
((A「あ"？(^言^)」
あ、ハイ。スイマセン！」
すると、紗々がその間に割り込み
何時になく真剣な顔つきで、閖を見る
その表情は
誰かを心配している用に見えた
そして、しばらく間はあいたものの
その表情で口を開く
紗「響に何かあったのですね？」
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作者名：今宵 赤雀 | 作成日時：2014年11月4日 20時
