今宵51 あ…(言い難ｯ！？) ページ3
私が部屋でゴロゴロして居ると
トントンと扉をノックする音が聞こえる
あ、雫ちゃんとか？
柊ちゃんとか！？
女子なら誰でも大歓迎！！
A「はい、はーい。」
と言い扉を開けると…
響「Aちゃん！
((A「アッレェ！？
何で、響が！？何で！？」
そんな事は俺的には
どーでも良いんだけど！！
それよりも
月裏伝霊書って本、無い！？」
月裏伝霊書…
知ってるねー昨日読んだねー
A「有るよ？」
響「返してくれないかな？
それと、もう全部読んじゃった？」
……
言い難いｯ！！
ヤバイ、言い難い！！
非常に言い難いよぉおおお！！
A「ア…ハイ。ヨミマシタ。」
響「mjk。ま、まぁ。あの時、
確認しなかった俺が悪いしね。
うん。あ、誰にもこの本に
書かれてあった事、話すなよ？
それと、情報部。
この事を記事に書いてたら
お前等の部、潰しに行くからな？」←
ヒィイイイイイイｯ！！
その笑顔、逆に超怖いんですけど！？
ちょっと、響ｨｲｲ！？
響「じゃ、そう言う事で！」
A「あ、うん。バイバイ！」
そうして、
響は走って帰って行くのであった
…何で、あの本の事
誰にも話さない用にしたんだろう？
そう言えば…狂気状態だった
柊ちゃんは本を探してたよね…
もしかして、あの本…なの……かな？
でも、あの本には
紗々ちゃんの先祖の事しか…
！？
もしかして…
紗々ちゃんの先祖か
紗々ちゃんの体質の…せい？
先祖の記憶を全て紗々ちゃんは持ってるし
そうだとしたら、あの本で
記憶の遺伝を止めさせる方法を
突き止めようとした…？
今考えても仕方ない…か
否、仕方なく無いけど
その内、わかる筈だし
今は深くは考え無いでおこう
だって…
他人に嫌な思いを掘り返されるのは
一番辛いもんね…
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作者名：今宵 赤雀 | 作成日時：2014年11月4日 20時
